幽霊を見たことがあるとか。
いや幽霊なんかいやしないとか。
そんな「いるのかいないのか」という問いかけや議論が延々とある。
そしていまだに全然はっきり答えがない。
そこでこの「本当のところ幽霊はいるのかいないのか」という議論に、決定的な終止符を打ってみたい。
ある知人の力と経験を借りながら、それこそ「超結論」と信じるものをまとめてみた。
超結論!「そもそも議論してもムダ!」
一体、幽霊が本当にいるのかいないのか?
幽霊を「実際に」見たり聞いたりしたという経験のある知人に言わせると、一発で結論が出た。
「そんな議論してもムダ。」
この彼女は、下の記事でご紹介した知人女性だ。
だからひとまず、そういう幽霊を見たことがある、霊はいる、と主張する側からの発信になる。
そして、その彼女に言わせると、大体幽霊がいると信じているのは、そういうものを見たりした体験のある人。
いない、と主張するのはほとんど体験のない人。
ごくごくおおざっぱには、そんな風に別れるらしい。
だから結局、体験したことのないような人に、実感からして分からせることができない。
いるのかいないのかという議論をしてもムダだし、科学的に証明などできない。
そうなると、二つの主張をする人たちはいつまでも平行線。
だからお互いを納得させようとする議論はムダだというのだ。
ちょっと分かりづらいかもしれないから、もう少しかみ砕いてみよう。
理由「他人に『いる』『いない』と証明や説得ができない」
それはまず何よりも、幽霊がいるのかいないのか、まったく他人に証明できない、ということ。
信じない人というのはとことん信じない。
そしてそういう人から見れば、いると信じている人たちは「頭が変」「アブナイ」「イカレている」くらいに考えている場合だってある。
そして、お互いを芯から納得させるような方法がないのだ。
よくTVなどで、幽霊の出るところで科学的な機器を使って調査したり、逆に霊能者という人たちを招いて霊視をさせたりする、という特番があったりした。
「でも、いないと主張する人たちは、どんな心霊現象や超常現象が現れたり、幽霊が写真に写ったりしたところで、そのつどありとあらゆる「科学的な」理由付けをしてくるから」
とその彼女。
だから説得などできない。いるという証明のしようがないのだ。
「そしてついでに言うと、そういう“いる”派。霊感質とか霊能者とかいう人たちには、それこそ“危なっかしい”人たちだってわんさといるでしょ?
「そうでなくても『この人だったら本物だ。信頼できる能力があるから』みたいに言われている人たちだって、霊視とか予知が外れたりするってことだってあるから。そうなるとよけい疑われるし、むしろ当然でしょ?」
どんなに説得しても「お互いに平行線」!
で、そもそもそういう風に、いるのかいないのかを、証明する決定的な方法をお互いに持っていない。
科学的とやらで何事も世の中解決できると考える人たちにとっては、そう考える時点で「幽霊などいない」。
科学とか物理とかは知らないけれど、実際に見たり音を聞いたりしたのだから、「少なくとも自分の中ではいると信じるしかない」という“いる”派。
科学で解明できないモノはない、と信じる人たちにとっては、だからいるのかいないのかなどと聞かれれば、
「幽霊はそもそも科学などでは分からないものなんだから、そういう霊的なことを信じている人たちの話は全然まともに聞こうとしないから。」
極端な二つの考え方を取り上げているけれど、こうなると結局のところ、お互いに信じることが180度違う。
だからお互いに相手をどう説得しようとしても平行線。
よって「いるの?それともいないの?」という議論はムダだというのだ。
超結論!本当に幽霊がいるのかいないのか知る方法
ただ、幽霊というものはいるのかいないのか分からないにしろ、どうしてもみんな気になることだろう。
ある場所が心霊スポットだとか、決まって幽霊を見かけるとか聞くと、興味本位もあるし、怖い物になんとなく惹かれてしまうような人たちだっていたりする。
だからこれだけ「本当のところ、いるのかいないのか?」という議論がえんえんと熱く続いているワケになるだろう。
じゃあ、最後になるけれど、本当に幽霊がいるのかいないのか、それがはっきりと分かる方法はないのだろうか?
実は一つだけあるらしい。
その彼女の主張だ。
誰でも「いずれは分かる」こと?
どういうことかというと、要するに
「自分が幽霊になってみれば分かるから」
というのが彼女の結論。
自分自身が死んで、あの世に行ってみればよい。
当たり前の話、今すぐ死のうとするような考えや行為は絶対禁物だけれど、人間誰だっていずれは寿命が尽きて死ぬ。
そうなった時初めて、自分自身の実体験としてどっちが正しいのか分かるはずだ。
幽霊っているのかいないのか?
心霊現象などは本当にあるのかないのか?
「その結論、今出そうと急ぐ必要もないでしょ。自分の命の終わるまで待って、もっと他のことに人生打ち込んでも損じゃないんじゃないの?」
と最後に彼女。
でも、これだけは「絶対いない!」と断言する人たちも納得ではないだろうか。
高橋国大(くにひろ)