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その婚活やめたほうがいいんじゃないの?見落としがちな大切なこと!

婚活をがんばってもいっこうに成果がない、出会いがない。
そんな場面、自分を含めて友人知人も散々懲りている。

いっそのことやめたほうがいい、とみんな思っていても、なんとか踏みとどまっている。
なぜなら他に結婚する方法がないから。

でも、そんな婚活、いっそのことやめたほうがいい。
その勇気も大切ではないだろうか?
本当にこの頃そう思ってしまう。

そしてまた、婚活でも自然な出会いでも、それが実を結んで結婚にこぎ着けた彼女たちの体験談を考えるにつけ、
「やっぱりやめたほうがいい。それよりももっと考えることがあるんじゃないの?」
みたいに思ってしまう。

いま婚活という戦場でがんばっている、同じアラサー、30代の方たちを中心に、ぜひお伝えしたいことがある。

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でもまず、なぜ今がんばっている婚活をやめたほうがいい、と言うのか?
たぶん多くの方たちは知りたいはずだ。
だからその理由をまずぶっちゃけてみたい。

やめたほうがいいと言われても絶対に「高望み」はしてしまう

良く聞く、婚活している女は結婚相手の男性にとかく高望みをして、終いには現実離れした希望をお相手に求めてしまう、ということ。
年収とか、職種とか、生活の安定などなど、きりがない。
パーティー
でも、
「そんな高望みはやめたほうがいい」
とも毎度毎度私たちは聞かされて、自分なりに「それはいけない」と分かっているけれど、結局婚活は将来の現実をみなきゃならないとか、良いように言い訳して、「高み」を追い求める。
良い条件の男性をひたすら探してしまう。

高望みと婚活とは、切っても切れないのだ。
だから相手も見つからない。

これがまず一番に婚活をやめたほうがいい、と思う原因になる。

競争や資格試験と同じに思っていない?

30代の婚活は本当に熾烈だ。

ちょっと前、2010年度の国勢調査では、30代前半(=30~34歳)の内で結婚した女性の割合が全体の31.3%。
だが、30代後半(=35~39歳)になると、これが10.8%と、恐ろしく下がってくる

2010年からもうかれこれ10年近くになるわけだから、今はこの数値から絶対また下がっている。
30代後半の女性は10人に9人が結婚し損ねてあぶれるのだ。

ものすごい競争率だし、確率だけで言えばそれこそ行政書士あたりの資格試験なみだろう。
競争
けれどもここではたと気付いているだろうか?
これってモロに競争している、資格試験を受験しているのと同じような感覚ではないだろうか?

単純に考えたって、結婚って純に考えればこの世で一番お互いに引き合う相手同士が出会って一緒に生活することになる。
大勢の中から「選ぶ」「選ばれる」のではない。「見つける」「見つかる」のが正しいのだ。

それを婚活中の女性、男性が一斉にスタートラインについて「よーいドン」で競り合おうとしている。
バーゲンでの取り合いと同じ。
違うだろうか?

結婚相手と出会って結婚する、という行為とはいまいちふさわしくない様に思えてならない。
あくまでも競争なんかではないし、奪い合い、取り合いでもない。

でも今の婚活はまさにそう。
だから私はやめたほうがいい、と思ってしまうし、なんだか無駄な努力に見えてしまうのだ。

料理などの花嫁修業も行き過ぎれば無駄?

もちろん女を磨く、花嫁修業みたいに考えて、自分の器量をレベルアップしたり、家庭生活を営む上で大切なことをいろいろと知ろうとしたり、料理を勉強したりする、そういう努力は絶対に無駄にはならない。

でもよく考えてみると、たとえば料理の上手さひとつにしたって、もしもより上達したり他の女性よりもぬきんでようとすれば、それこそ料理のコンクールや品評会にでも参加して賞を目指せばよい。

ある程度まで上手なら、それで十分に主婦として合格にちがいないし、プロ並みに料理の上手な女性ほどよい奥さんになれるとも限らない。
さらに言えば、結婚ができるとは保証もされないはずだ。

ということは、そういう努力も大切にちがいないけれど、本当に相手を見つけるためにはもっと別に努力すべきことがあるのではないだろうか?

料理のハナシになってしまったけれど、化粧の上手さとか美人とか、そういうことだって同じこと。

美人なら確かに男性にモテるのかもしれないけれど、美人過ぎる女性と結婚してしまうと、
「他に男を作るんじゃないかと気が気でしょうがない」
と本音をぶちまける同僚男性が元いた職場にもいた。

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今の婚活は業者の利益獲得と性急さとのコラボ

さらに今の婚活がどうしても不合理に見えてしまうのが、やっぱり婚活業者が営利目的でしかないということ。

顧客が高いお金を払って業者に入会し、自社の名簿リストから良さげな相手を選ぶ様なことになる。
お見合いパーティーだって基本同じことだろう。

けれど、結局のところこれって入社試験とその面接とどう変わりがあるのだろうか?
単にその本人の履歴書を閲覧できて、その人がどれだけ「自分にとって安心できる人か」を「見比べていく」にすぎない。

その時、もし貴女のめがねにかなう男性がいたとしよう。
けれども基本的にその彼は赤の他人。
出会って、そして二言三言話し合って、それで結婚を決める相手になる。

その貴女の判断が正しいのかどうなのかは、それから先、何十年も生活を共にして、その中で究極的に分かるのだ。

その時になって、はたして誰もが
「あの時、この人を結婚相手に選んで間違いなかった」
と言えるのだろうか?
ものすごく疑問に思ってしまうのだがいかがだろうか?

結局のところ、ほんの一瞬のような短い時間の中で、そんな大それたことを決めさせようとする今の婚活のシステム。

とんでもなく大切なことを、性急に決めさせようとする。
カフェ
これってどう考えても無理な話。

本当にやめたほうがいいのではないだろうか、と思ってしまうのはこんな当然の理屈からだ。

冷静に、そして理性を持って考えたら、やめたほうがいい結婚相手の探し方。
そう思うのが当然ではないだろうか。

相手を深く理解できて、その上で結婚できるシステムが最良

だから私は、ある人にアドバイスを受けたのだが、職場とか友人づきあい、それから幼なじみなど、相手のことを深く、しっかりと知っていたりする関係を前提に持っている方が理想的な出会いではないだろうか。

実際、職場での出会いなどはお互い歯に衣着せない、率直に物を言う関係ができやすいし、その中で気心が合って恋愛や結婚に進むことが多い。

実際、職場とか友人などの付き合いから結婚するケースは、業者によるよりもずっと多いことが分かっている。

だとすれば、まず今の自分の仕事の上で出会っていたりそこそこの関係にある男性に目を向けたりするのは絶対に無駄ではないはずだ。

そして、さらに言いたいけれど、もしもそういう職場での出会いがない様なら、積極的に職場以外で出会いを持つ努力をすべきだろう。

それももちろん、あくまでも人間関係を広く豊かに持つようにする、そういう努力が大切になる。

その人に指摘されたのだけれど、結局結婚相手との出会いなどというのは、多くの人間関係の中で出会った人たちの内、年齢や他の条件が自分の希望と合っていて、その上に良好な人間関係のできている、打ち解けた男性がふさわしいということ。

だから、逆に今、苦しんでいる婚活があるなら、あまり根を詰めすぎることはやめたほうがいいと思うし、むしろそういう人間関係を豊富にしておくことは、後々になっていろいろなメリットだって出てくることだってあるだろう。

ドライな業者の営利行為にだけこだわるのではなく、大人としてそういう社会的な豊かさを持つ方がよいのではないだろうか。

最後になるけれど、やめたほうがいいというのは、だからあくまでも業者による婚活のことになる。
業者に今入会中の方には申し訳ないのだが、私個人はそう思うのだ。
男性
そしてまた、豊富な人間関係の中で結ばれることが本当ではないだろうか?

昔のお見合いだって、結局は地域の有力者が仲人となって世話をしてくれたわけだけれど、それだってしっかりと仲人や地域のみんなとしっかりしたつながりができていればこそにちがいない。

出会いたければまず外へ出ること。
人の輪をしっかり作ること。
私もまだまだ不十分だけれど、そうありたいと願っている。

加藤由美子

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