好きな男性に好き避けされて、相手の気持ちがわからない。
そうするとこちらの気持ちも混乱して、ついつい疲れた、というあまり諦める気持ちがわいてくることも多い。

確かに自身の努力が空回りしている感じなるし、疲れたので諦めるとというケースも出てくる。

けれども好き避けというのは、“後ひと頑張り”。
自分の思いが叶う直前のことも多いのだ。

「そんなバカな？」
と思う女性にはぜひこれから語る事を知っていただきたい。
好き避けで疲れた気持ちはわかるが、すぐに諦めるのは本当にもったいないのだ。

なぜ好き避けに疲れたり、諦めるべきではないのか？

特に職場などで好き避けがありがちなことだ。
でも職場のような人間関係が密接なところで好き避けされてしまうと、すごく気持ちの負担になる。

それでやがて疲れたといって、その男性を諦める、または他の相手を探す人も多いかも知れない。

だがそれでも諦めるのは早計。
疲れたからと言って、特に好き避けという行為をしてくる男性を諦めるのはもったいないのだ。

なぜかと言えば、好き避けをしてくる男性というのは、とても強い好感度を貴女に持っていることが多いからに他ならない。

極端に言えば、一度好きになった女性に対してはとことん彼女しか眼中に置こうとしない、そういうタイプの男性が多いからだ。

そしてこういうのは一種の不器用な自己表現でもあるし、自分がなかなか女性に目を留めてもらえない、つまりモテないことも自覚している男性も少なくない。

だからこそ、一人の女性に一途になってくれるし、さらに言えば相性とか他の条件にもよるけれど、結婚すべき相手でもあるポテンシャルがすごく高いのだ。

チャラ男とは真逆の強烈な好感度？

例えばこういう好き避け行為を仕掛ける男性とは真逆になるのが、いわゆる“チャラ男”になるだろう。

そういうタイプの男性は、口先で女性と上手に会話して付き合いも一見スマートでいることが多いはずだ。

けれどもその心根の部分ではどうだろうか？
ほとんど付き合う女性を遊び相手とか、欲求不満のはけ口みたいに考えているはずだ。

そして情が薄い。
飽きが来ればすぐに女性をポイすることだって多い。
付き合う女性たちも多いので、一人にだけ強い思いを持つことはあまりないのだ。

これに対して、好き避け男性というのは確かにとりつく島がなさそうにも感じるものだが、元々ダントツに強い好感度を持っていることが多い。
だからいったん心を開いてくれるようになれば本当に「その人だけに向かって、一直線に結婚まで進んでしまう」事だって夢ではない。

実際にそういうタイプの男性と職場結婚した知人の女性の話だ。

よくあるこんな3つの動作は好き避け!

ただ、中にはピンとこなさすぎて、自分に好意があるのかどうかさえもわからない女性もいるようだ。

大体職場など、同じオフィスワークでよくある好き避け行動は次のようなものだから、押さえておくと良い。
・視線がよく合う。それでいて合うとすぐにそらしてしまう。
王道とも言うべき好き避けのパターン。

・わざとこちらがむかつくことを言う。
もちろん本気で怒らせようとするのではなく、ギリギリ冗談の範囲だ。
それでいて、デートなどの交際の話は一向にしようとしない。
要するに、照れているのだ。

・貴女が他の同僚男性などと親しく話をすると、ガッツリと貴女のことを避けようとする。
これはつまり“ヤキモチ”。
男のヤキモチはみっともないという女性もいるけれど、自分に自信がない表れでもある。

行為の先にある彼氏の気持ちを思いやること

でも、勘の良い女性は、こういう行為を仕掛けてくる男性をむやみに諦めるのは賢い方法ではない、と思うにちがいない。
話は戻るけれど、それは確かに正しいのだ。

なぜなら、こういう男性がなぜこんな好き避けを貴女に仕掛けるのか？
それを考えれば一目瞭然になる。
それは、
「そうまでして貴女のことを気にかけて離さないでいてくれるから」。

確かに相手も男性だし、それなりに自分のことを思っていたら、普通は貴女に何らかのアプローチを仕掛けてくるはずだ。。
けれども、それから先のアプローチは一見ナシ。

だがよくよくこういう行動を見つめてみれば、自分の自信のなさ、口下手とか不器用を自覚しているために引き起こされているのが好き避けになる。

このことに気づかないと、貴女の方が混乱して、結局疲れた、そして諦めることになってしまう。

だから、好きさ消してくる男性がいたら、すぐに「疲れた、諦める」という前に、そういうタイプの男性だと彼なりに苦労していると言うこと、場合によっては苦しんでいることにも思いやること。
これをしっかり忘れないでいただきたい。

「もう疲れた、彼の気持ちがわからないから諦める」と投げ出す前に考えるべき2つの方法とは

ただ、それでも貴女の方でメンタル的に疲れた時には、こうした理屈を知っていたとしても心の方がしんどくなって、諦める気持ちで渦巻いてしまう事だってあるかも知れない。

このあたり、好き避け自体に罪はないかも知れない、頭で考えて明らかにすることが出来たとしても、心が疲れたのを癒やすのとはまた別なのだ。

そこまで心が折れてしまえば、諦めるのも良いかも知れないが、そうなる前にぜひその男性を捕まえて離さない、それでいてしっかりとお互いに心を開いて交際出来るようになる方法が2つほどある。

これをぜひ覚えておいていただきたい。

貴女の方から手を差し伸べる

一つは、好き避けしてくる男性に会えて貴女の方から接近していくのだ。

彼にしてみれば、どうやって貴女に自分の気持ちを伝えるか迷っている。
そしてまた自信のなさがそういう行為に走らせているわけだ。

だとすれば、そういう引っ込み思案のような彼氏に、貴女の方から助けてあげるのが良い。

他の人に間に立ってもらう

もう一つの方法は、貴女の方も男性に対しても口下手とか、扱い方が上手くない、という時にもうってつけの方法になる。
友人とか仕事の同僚などに、間に立って二人の仲を取り持ってもらう、という方法だ。

ここで職場で特にオススメになるのはやっぱり既婚の上司になる。
なまじ貴女の友人だったり、同僚女性だったりすると、好き避けをのようなことしてくる相手の男性のこと。
まかり間違って横恋慕などおかしな推測をしてしまったり、または疑いを向けてしまうかも知れないからだ。

相手の男性の気持ちを安心させて、いたわってやる意味からも、そういう仲立ちの人選は慎重に進めるのが良いだろう。

貴女も行動する覚悟を持つ

こういう風に、交際へ上手く持って行く方法をご覧いただければおわかりかも知れないが、好き避けというのは本当に交際一歩手前のような状態でもある。

曖昧な態度に疲れたといって、諦めるのはもったいない、というのがおわかりになったのではないだろうか？

そして最後にお伝えしたいのだが、女性の方でもこういう風に、ある程度は行動を起こしていくことが大切だ。

確かに自分の方で動かないままでいた方が、傷つくことも少ないし、勘違いだって避けることができるのかも知れない。
だが一方で、それを覚悟して進まなくてはこの出会いの少ない世の中、なかなか交際から結婚まで行き着くことは難しいのではないだろうか？

「 疲れたもうダメ」とか、「私、諦める」というネガティブな気持ちになる前に、ぜひチャレンジしていただきたい。

加藤由美子