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線香の煙が寄ってくるんだけとなぜ?怖いことが起こるのでは、と心配な方へアドバイス!

線香を仏壇などで焚くと、その煙が自分の方に寄ってくる。
これはかなりの方が経験していると思います。

線香と聞くとやっぱり霊魂のことを考えてしまい、煙が寄ってくるなどと言えば
「もしや何か霊的に怖いこと起こるのでは?
と、本当に心配してしまうかもしれません。

でも、線香の煙が自分の方に寄ってくるというのはちゃんと科学的に解明できます。
だからほとんどはご心配無用。
ただしごく少ないですが、中には“それっぽい”原因もないとは限らないようです。

しっかり見分けてみましょう。

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科学的にも線香の煙が寄ってくるのは確かに「自分のせい」?二つの考え方をご紹介!

まず線香の煙が寄ってくるという現象が起きる場合、大半のケースは霊とは何の関係もありません。
まずこれで安心してください。
その原因には、二つの考え方があるようです。

風の渦で逆流して寄ってくる

まず一つ目に、なぜ線香の煙が自分に寄ってくるかというと、その前に立っている自分に対して反対側に風の渦ができる。
その渦によって煙が自分の方に逆流し、寄ってくるように見えてしまうということ。

これは外でたき火などをしているときによくあることですが、その煙を避けて風上に移動したりします。

するとなぜか煙の上がる方向が変わり、風上に移動した自分の方へまた寄ってくる。
多くの方が経験していることではないでしょうか?

これは風上にいる自分に対して、たき火を挟んだ風下に空気の渦ができ、それでいったん風下に流れた煙がUターンして自分に戻ってくるためです。
(参考 「なぜか自分のほうに来る煙」http://kenkyu.info/interest/kids1/04.html)

線香の場合でも、これと同じ現象が起きていると考えられます。
線香

室内と体温との温度差が犯人

二つ目には、自分の体温と室内の温度の差が原因になります。

まず線香を焚いた仏壇などがある部屋の室内温度と、人間の体温を比較した場合、人間の体温の方がずっと高いはずです。

そうすると部屋の中の空気は、人間の体温に触れることで温められ、人間の周囲で上昇していくわけです。

この空気の流れに線香の煙が引き寄せられるのです。
それで結局人間にまとわりつき、そこで上昇していきます。

だから両方ともしっかりよくある現象ですし、霊とは何の関係もありません。

悩みすぎるのはかえって良くない!むしろそれを注意!

だから寄ってくる線香の煙に不審な気持ちになってしまい、

「悪い霊が自分に憑こうとしているんじゃないだろうか?」
とか、

「もしかしてご先祖の供養が行き届いてないんじゃないか?」
さらには、

「罰の当たることをどこかでしているんじゃないかしら?」
みたいに、深刻に悩みすぎるのは禁物です。

大半は科学的に説明できるし、百歩譲って霊のせいだとしても、それだけで「すわスピリチュアルな大事?」と叫んでしまうのも行き過ぎと言えるでしょう。

そうやって悩みすぎるのは、ある意味それこそ“火の気のないところに火をつける”様なもの。

そういう風に自分で悩みを作り出し、それを日常や仕事上での悩みと合体させて心の重荷を重くしてしまうこともないとは限りません。

毎日の生活を健全に過ごすためには、むしろそういう取り越し苦労を避けるようにしておくべきですね。

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死者との関係!これだけは知っておくべき?

ただ、たき火とは異なり、もちろん線香やその煙についてはそれなりの意味もあります。

だから確かに霊が寄ってくるかもしれない、そういう話は無いとは言い切れ無いかもしれません。

だから最低限、そのための知識は逢った方が良いでしょう。

まず線香をなぜ焚くのか?
そこには、亡くなった人たちを敬い、感謝し、ご冥福を祈る、というように、心を向ける意味合いがあります。

同時に、私たちがその煙に包まれることで、死者と交信できるように清められる、という意味もあります。

さらにまた、良く言われますが線香の煙は亡くなった人たちの「食べ物」といわれています。

だから葬儀でも法事でも、必ず線香を焚くことになるのです。

でも、死者との交信がそれだけでなぜ可能になるのか?
これはどうやら不明なようですね。
深い意味は無いとか、単なる宗教上の形式的な儀礼、という意見もあります。

ただ一方、こんな実際のケースがあったりします。
私にはその手のカンの強い女性が知人にいますが、その彼女自身はなぜか大変線香やその煙の匂いが好きだと言います。

彼女の部屋を訪れてみたこともありましたが、普通の女性だったら同じ匂いでもオーガニックのアロマなど芳香を使ったりするところ、彼女はなぜか線香。

というか、彼女は元々自宅住まいなので、自分の寝室の近くに仏壇があります。
だからその匂いには慣れていたそうです。

でも彼女の場合、それに輪をかけるようになぜか子供の頃からその匂いは好きだった、という一種の「変わり種」でした(K子さんごめんなさい)。笑
仏壇
死んだ人の霊は存在する。
仮にでもそう考えた場合、線香を焚くことで霊が寄ってくる。
だから焚く。

結果論みたいですみませんが、ひとまずそう考えていくべきでしょう。

もしも霊のせいだとしたら?

最後に、もしも煙が自分の方にばかり寄ってくる、それが本当に霊的なものだとしたら?

これを考えてみたいと思います。

まず、本当に霊現象だとすれば、よほど自分の身に覚えのあるような原因が無い限り、そんなに焦ることは無いと思います。

その理由ですが、霊の方で本当に何かを訴えたくて出てくるときには、本当に生きている私たちがはっきりそれと気づくように信号を送ってくるはずだからです。

線香の煙にしても、上で説明したとおり、ほとんどが科学的に説明がつきます。
だからもしも彼らが何かを訴えようとしてくるときには、もっと独特の、はっきりした現象を起こすことになるでしょう。

それでもどうしても気になる、という場合には、入浴や掃除洗濯をしっかりして、自分や周囲を清潔にしておくこと。

散らかったりうっちゃっておくようなところに悪い霊はつきやすいです。
心配になったらしっかり自分と身の回りをきれいにして見ましょう。
その方が心もすっきりします!

後藤ゆかり

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