自己中な彼氏にすぐに振り回されてしまう。
つくづく自分でも言いたいことを万していると思うけれど、なまじこちらがはっきり気持ちを示すと嫌われてしまうかも知れない。
でも上手な付き合い方が分からないから、結局自己中な彼氏の機嫌を取ることになる。
付き合い方次第によっては、自己中な彼氏もこちらのことをもっと気にかけてくれたり、お互いに付き合い方をもっと話し合ったりできる、そういう前向きな関係になれるのではないだろうか?
ツボになるべきことを取り上げてじっくり掘り下げてみたい。
自分の気持ちを上手に出して彼氏の自己中をやんわり牽制
彼氏との付き合い方に悩む女性はやっぱり多い。
私たちの年齢になれば、互いに仕事をバリバリやっているし、ましてや男性になると女性よりも重責なポストにいたりする。
だから自己中以前に、恋愛や女性よりも仕事を優先すべき時が出て来ることだって多くなる。
もちろんだからと言って、彼氏が自分に冷めてしまったなどとは言いきれない。
けれど、人間というのは結局誰も直言できないような環境で今まで来てしまっていたりすると、どうしても自己中がキツくなる。
でもそういう時の付き合い方、上手い方法は確かにある。
それは、彼氏にやんわりと自身の自己中な行動をこちらが嫌っていると言うことを伝える方法だ。
表だって彼氏がする約束の決めつけ方とか、待ち合わせ場所やその時間、果ては連絡を取り合う頻度など一方的に決めようとする。
いろいろと不満もしきりと出て来るけれど、そういう時、自己中な彼氏ほどこちらが
「私はそれは嫌い」
「そうじゃなく、私はああした方がいい」
などと言うことはあえていう勇気があっても避けることだ。
こちらが彼氏へ不満をぶつけて溜飲は上がったとしても、今度は彼氏がウンザリする。
結局シーソーゲームになってしまうからだ。
付き合い方のコツとしては、そういう風に正面からこちらの好き嫌いを直言するのではなく、やんわりと途中からは付き合わないことを告げるのだ。
「貴方はそこへ行きたいけれど、私は途中で抜け出してあちらに行きたい。だから最初は付き合うけれど、ちょっとしたら別行動するので後はお互い自由にね」
とか。
最初の内はこちらが従うわけだから、 彼氏の希望を全否定しているわけではない。
要するにある程度相手の自己中には我慢するけれど、こちらにも限界がある、それをやんわりと言い聞かせるわけだ。
これなら彼氏の主張も立つし自分の主張も伝わる。
このように付き合い方というのは、一方が一方を支配仕切ってしまうことは避けるべきだ。
分かれた方が確かに幸せな場合もあるかも知れないけれど
ただ、もちろんこういうスマートな方法は、付き合い始めというよりはある程度交際期間が長くなって、相手のクセとか行動、思考パターンがある程度分かってきたときになる。
もちろんだからこそ彼氏を自己中だと判断できたり、付き合い方を考え込んでしまう、そういう岐路である証拠になる。
けれど、人によってはストレートな感じで、別れてしまった方が幸せになれる、スッキリ出来るという意見も多い。
私も実はどちらかと言うと、一部はこちらの方に賛成な方だ。
なぜかと言えば、 自己中な人とそうそうスマートに、言葉巧みに操縦したりやんわりと自分自身のクセを理解させるような女性、皆が全てそうなれるとは思えないからだ。
逆に女性によっては口の利き方が上手くなかったりして、自分の気持ちを語るのが苦手な人だっていたりするからだ。
家族同士だったら自分の意見が通らなかったりしたときに怒ったりすれば片付く事もあるけれど、恋愛関係だったらそれもしづらい。
そんな時、どうしても“自分はそんな器用な女じゃないから”、と手控えて、別れ話へと傾くのも一つの人生になるかも知れない。
クセのある彼氏との付き合い方をマスターするのも大切なプロセスに
ただ、そういう風に自分自身を消極的に見てしまうだけではやっぱり進歩もないはずだ。
何かどこかで今までの自分の殻を打ち破る、そういう努力も大切になってくるのではないだろうか。
恋愛中でも付き合ったりしていることで、けっこう自分自身が別な角度から見えてくることだって多い。
自分に足らない部分があったり、そのためにフィフティフィフティな付き合い方が出来ない、それが結局彼氏の自己中を助長したり招いてしまうことだって十分にある。
自己中だと彼氏のことをあげつらって、それを仲間の女性たちに告白していろいろ慰められたりすることも確かによいかもしれない。
だが、結局そういうスマートな付き合い方を知って実行していさえすれば、そうまで悩む必要も無かったはずだ。
それに気づいたとすれば、そういう時の対応の仕方をそれこそ友人や仲間の女性たちにがんばって尋ねて見れば良い。
そしてそれを自分自身の中でしっかりと整理して、乗り越えようと努力してみること。
私が一番オススメしたいのはこのことだ。
もちろんその一つに、最初にお伝えしたとおりの対処方法がすっぽり入ってくる。
そういう努力や我慢をしてこれ以上はやっぱりムリ、となればその時にあらためて考えればよいし、その時点で万一別れたとしても、次の出会いのために良い経験値を積んできたと言えるはずだ。
最後になるけれど、じゃあ諦めるとすればいったいどこになるのか?
何とも言えないけれど、自分の彼氏に対する愛情が利害よりも軽くなったと感じた時。
残酷な表現で申し訳ないけれど、こう言って良いにちがいない。
ゆうき まな