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休むことに罪悪感があるとうつになる?生きることにマジメすぎる人たちへ!

他の同僚たちががんばっているのに休むわけにはいかない、と思ってしまう人。
いざ休むと罪悪感がつのってしまう。
でもその罪悪感こそがうつなどの心の病気の引き金になるかも知れない。

体と違って心は疲れが見えないから、結局ムリをして休むことを怠ってしまう。
うつや他の精神的な病気になったらさすがに休むだろうけれど。

そして結局はうつや心の病気も、その頃にはずいぶん進んでしまったりもする。
下手をすれば退職だってあり得る。
そうなれば元も子もないはずだ。

休む罪悪感がうつの入り口とは思いたくはない。
けれど体の病気と同様、心も健康も自分でしっかり管理することが必要のはずだ。
それにはどうしたら良いのだろうか?

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うつにならないためには、休むことに対する罪悪感を乗り越えること?

だからもしも自覚症状として、この頃自分が変にくよくよしているとか、気持ちが晴れない、それこそうつみたいな基部が続いていると思ったら、むしろ病気の理由として少し仕事から手を引いた方が良いとまで思っている。

怖いのはそういう自覚症状を感じる感覚も、あるいは暇さえもない場合だ。
そういう時には気持ちが混乱した結果、仕事を休むケースが出て来るけれど、そこではじめて自分の罪悪感がある意味“中途半端”だったことに気がつく。

これは私ではなく、私の身近にいた友人の体験談なのだが、こういううつなどの病気にかかりやすい、元々子供の頃から感受性の強い女性だった。
気立ても良くて面倒見も良い女性だったので、それなりに仕事先でも好かれたりしていたようだけれど、結局アラサーになって管理職を任されるようになった結果、後輩社員と上司との板挟みになる。

そこから過重な仕事とともに責任感も増してきて、いっそう休むことに罪悪感をつのらせる結果になったようだ。

ストレスのせいでうつっぽくなってきたころには不眠なども自覚するようになり、終いには数日の間眠ることさえ出来なくなった、とは本人の談だ。
泣く女性
こういう心が疲れてしまった病気は、体の病気よりもはっきりとしているけれど、心を休めること。
それには何より、仕事から手を引いて、しっかりと自分を立て直す余裕を作るべきだろう。

そしてそういう余裕を作るためには何と言っても休むことに対する罪悪感。
これをなくしていく必要がある。

私自身確かにちょっとうつっぽかった仕事時代があったけれど、そういう時には必ずと言ってよいほど仕事が残業続き、気の抜けない毎日で私に対して人間の出入りも激しかった。

そういうきつい時期は、仕事をしていれば必ずあるものだと思う。
そういう時には確かにがんばらなくてはならないけれど、その時期が過ぎたらきちんと休む。
そのためにははっきり罪悪感は邪魔になる。

罪悪感を考えてしまう時点ですでに病気?

だから、極論かも知れないけれど、今休むかどうかについてあれこれ考えている人は、それなりに心身が疲れているかも知れない。
そして休むことを考えていると、周りの同僚や部下に対して罪悪感が現れたりするものだ。

断言したいけれど、その気持ち自体は間違っていない。
周囲を気遣い、自分の責任を全うしようとしている表れだからだ。

だが、同時に自分の限界を知らないことも多いはずだ。
だからうつみたいになったと思ったらカタカタと崩れ、死後をと長期に休んで病気療養みたいになってしまう。

休むことと罪悪感が一緒に出て来るようなときには、はっきり言ってしまうとすでにそれなりに心が疲れている証拠だろう。
だからそういう時にはとにかく休んだ方が良い。

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とにかくたっぷり寝る、連絡を絶つ

そして休むことが出来たらしっかり休養を取ることが当然大切になるわけだけれど、休養中はどんな過ごし方をするべきか。

私の友人が過ごした休み方だが、とにかく寝た。
睡眠不足が続いていたし、不眠症にさえかかってしまったくらいだから、当然にまず寝ることをきちんとしてみたようだ。

同時に仕事先との連絡をほとんど絶ち、最低限の連絡しか取らなかったようだ。
つまり仕事先でどんなことになっているかどうか、極力自分でも知ることを避けようとしていたという。

怖いのは自宅にとどまっている間、何かと仕事中だった頃の癖を引きずって仕事を自宅に持ち帰っていたことが多かった。
そのため夜遅くまで起きているし、また自宅と仕事場との垣根がなくなっていたという。

だから仕事をそういう風にして全面的に手控えた結果、ネット作業なども事のついでにほとんど手控えてみたという。

こういう彼女の努力が幸いして、実家に帰って何日かした後、何とか気持ちも持ち直していったようだ。
話を聞くと病気だからと言って病院にもかからなかったそうだが、薬に頼らないでもしっかり睡眠を規則正しく取る生活に戻れば、かなり楽になるようだ。
睡眠

うつも罪悪感ももともとは人間関係の軋轢(あつれき)から?図太くなるのも必要に

私は精神科医ではないけれど、彼女のように自分の仕事にプライドを持っていたり、正義感が強かったりするような場合、誰でも自分が楽をしようとすることについて罪悪感が芽生えるのかも知れない。

でも人間である限り、常に緊張しっぱなしで良いわけがない。
いくら心が目に見えなくとも、うつはもちろんそうだし、体の変調や病気だってそれこそ“病は気から”のはずだ。

適度に休むのは決して罪悪感を持つべきものではない。
最近はネット上でも同僚が仕事で休息したり休んでいたりすることに、いろいろと反感を投げるコメントも出てきてしまうこともあるかも知れない。

そういう人間関係も気にして、ついそう言われまいとがんばってしまう可能性もあるだろう。

でも、罪悪感からうつになったりするようなときには、ぜひ
「もっと私は図太くならなきゃ」
くらいの気持ちが必要だと思う。

他人が、周囲が何と言おうと休みたいときには休む。
その時、ネットが雑音だというならそれも遮断すれば良い。

乱暴な言い方かも知れないが、病気になって休むことこそが、一番仕事先に迷惑がかかることでもある。

今の世の中、そういう気持ちの緊張からうつになったり病気になるリスクはいくらでも潜んでいる。

罪悪感を持つのは立派だと思うけれど、その罪悪感、ぜひ正しいトリセツで日々の中に表していただきたい。

ゆうき まな

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