アレルギー性鼻炎や目のかゆみなど、花粉症を持つ人にとっては辛い時期。
以外だが、こういう花粉による症状の内、喉の痛みまで出て来る人もいる。
私もその一人で、今すでにそういう症状が出てきているし、もちろんアレルギー性鼻炎特有の鼻づまりやくしゃみなども毎年の恒例だ。
ただ、鼻づまりやくしゃみなら分かるけれど、なぜアレルギー性鼻炎で喉の痛みが出てくるのか?
ちょっと疑問に感じるかも知れない。
そして症状を楽にするために薬を飲んだりするのも方法だけれど、むしろそれ以外の、薬に頼らない方法をおすすめしたい。
なぜおすすめなのか、そしてどういう予防や改善方法があるのか?
喉の痛みの理由とともに、けっこう大切なことだと思うのでご紹介しよう。
アレルギー性鼻炎で喉の痛みが出る二つの原因
アレルギー性鼻炎で喉の痛みが出る人も多い。
一見風邪に見えるけれど、鼻づまりがふつうの風邪よりも強く出て来るので、それでこの病気だと分かる。
喉の痛みが出るのは、一つには冬特有の乾燥した空気によって、鼻や喉の粘膜が傷つきやすくなるためだ。
その結果、免疫力も衰えてしまことで喉にまで痛みが出ることがある。
そしてもう一つの理由はやはりスギ花粉。
微量だがスギ花粉は、ピークの春先が来る前にも飛んでいて、これがアレルギー性鼻炎の引き金になってしまう。
そしてまた、このために鼻づまりも起こりやすくなるため、口による呼吸に無意識に頼ってしまうのだ。
こうして冬の寒くて乾燥した空気に喉が直接さらされることで、余計その粘膜が傷ついてしまうこととなる。
アレルギー性鼻炎だからといって薬に頼り着るのは危険?知っておきたいある事実!
アレルギー性鼻炎は小学校の頃から毎年かかってしまっている私だが、そういうわけで、まるで風邪のような症状も出てくる。
喉の痛みとか鼻づまり、そして頭痛などがそれで、実際花粉症から来るアレルギー性鼻炎になると、それを放っておいたら本当に風邪にかかってしまうのだ。
その風邪薬もそうだけれど、花粉症の薬、こういうものが私の子供時代と変わってずいぶん進歩しているようだ。
ただ、喉の痛みなど確かに風邪と同じような症状なので、医者にかかっても似たような薬を処方されるし、飲めば確かに楽にはなる。
ところがすべての薬というのは必ず何かしらの副作用が伴うものだ。
これをぜひ抑えておいていただきたいのだが、医師が患者に薬を処方するさい、必ずその薬効と副作用、それに患者の容態のバランスをとっていくことになる。
その結果、副作用がなるだけ顕著に出ないように配慮するのだ。
だが、その副作用は長期間服用するほど大きくなっていく。
このため、花粉症のような時にはアレルギー性鼻炎の薬を長期間服用することとなるわけだが、それだけリスクも大きくなるはずなのだ。
そもそも風邪薬一つとっても、あくまでも症状を軽くするためのものでしかない。
そして患者の風邪が治るのは、そういう薬で症状を抑えている間、体の自然治癒力によって回復するためだ。
何しろ、薬剤師や医師たちは自分自身で患者に風邪薬や花粉症の薬を処方しているのに自分たちは飲まない、あるいは飲みたがらない。
信じられないがこれが事実だ。
その理由はひとえに副作用の危険性を医療の専門家として理解しているためだ。
飲み合わせの場合によっては死に至るケースも
だが現実的に、薬剤師や医師が病院や薬局など一つの静かな場所仕事をしているのとはちがい、ふつうに外で仕事をしている私たちなどにとっては、副作用のリスクがあるからといって薬を飲まないわけにはいかないかも知れない。
それに加えて、アレルギー性鼻炎は風邪と症状が似ているためもあって、人によっては医者にかかる前に風邪薬を買って飲んだりする。
そしてそれでも症状が重くなったら医者にかかって薬を処方してもらう、という人も多いのではないだろうか?
この二つの症状、よく似ていることからその薬も同じ成分が入っている事は良くある、ということは上にも書いたが、そのなかでも抗ヒスタミン剤はその一つだ。
必ず医師の処方の方だけにして、その薬だけを飲むようにすることが大切になる。
また、人によっては薬を水で飲まず、コーヒーや栄養ドリンクと一緒に飲む人もいる。
これらには通常カフェインが含まれているが、風邪薬にも実はカフェインが含まれているので、一緒に飲んでしまうとカフェインの過剰摂取となる。
薬同士ではないが、こういうの見物との飲み合わせによって過剰にカフェインをとってしまうと冗談抜きで死に至ることだってあるから大変危険だ。
何しろカフェインは、わずか10グラムでも一度に撮ると体重50㎏の成人が死ぬと言われている、猛毒なのだ。
アレルギー性鼻炎薬も風邪薬も必ず水かお湯で飲むこと。
ぜひ気をつけていただきたい。
薬に頼らずにアレルギー性鼻炎を改善する方法
スギ花粉によるアレルギー性鼻炎は、花粉の飛散時期が本格化する時に一番症状も重くなる。
だが結局上のような理由から、喉の痛みですぐに薬に走るのはとどまった方が良いとも言えるだろう。
ではそういう、喉の痛みを初めとして鼻づまりや頭痛まで、どんな改善方法があるのだろうか?
ここで二つの方法をぜひおすすめしたい。
1.鼻の穴の周りにワセリンを塗る。
アレルギー性鼻炎にかかる理由は、スギ花粉が鼻や目の近くに付着して刺激するためだ。
だから鼻の穴の周りや穴の中、そして目の周りなどにワセリンを塗ることで、直接皮膚に花粉が付着するのを防ぐようにする。
2.腸内環境を整える。
人間の免疫機能は、7割が腸内でつくられている。
だからその働きを改善し、免疫力を向上させるのがもっとも根本的な方法になる。
腸内環境を整えるためには、ビフィズス菌や乳酸菌を撮るようにし、大豆食品や青魚、野菜類を多く摂取し、なるだけ肉食を避けた方が良い。
他にもストレスをためない、運動不足を解消するなど、様々に方法がある。
薬はありがたい時もあるが、素人が誤用すると本当に怖い。
そういうわけで、まずはご自身の生活環境や日常生活、そして食生活の見直しを考えていくことをぜひおすすめしたい。
ある期間はかかるかも知れないけれど、医師も風邪薬を飲もうとしないことでも分かるとおりだ。
なるだけ薬に頼らない方法を模索することで、本当に健康でいられる、そう信じて良いにちがいない。
ゆうきM美