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出生率の推移と予測に思うこと!一番の解決策は今私たちが抱えている問題をなくすことが必要に

日本の出生率について2016年の推移についての予測が発表された。
その中で、とうとう100万人の大台を切るという空前の結果になったという。

出生率について、私たちには遠い話のように聞こえる。
だが結局その推移や予測、どう考えても今の私たち結婚適齢期になった女性、そして男性に直結する問題としか思えない。

確かに子育てが難しい社会だ、という日本だが、それ以前の問題として結婚できない男女が多すぎる。
この問題をどうやっても通り過ぎることはできないはずなのだ。
これについて自分なりに感じたことをお伝えしてみたい。

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結婚できない、子供が嫌われる社会になった日本?

この出生率の数字とともに、その後の予測も出ているが、2060年には今の半分にまで出生率が減るという、とても怖い推移となっている。

この原因、自分なりにはっきり言ってしまうけれど、今の日本がやっぱりなかなか結婚できない、結婚しても子供を産みづらい、さらには子育てもしづらい世の中になっているのが直接ではないだろうか。
赤ちゃん
親子連れや保育園のことをあげつらって言われたりすることだって多いし、教育費だってバカにならない。よく聞かれる主婦のぼやきだ。

その子育て以前にまず大きなハードルとして、異常とも言えるような結婚できなさ加減。
婚活をしている当事者として本音を語ってしまうけれど、結婚したい人は山ほどいても、全然相手が見つからない状態なのだ。

確かに出生率の予測については、それでもちょっと前までは、日経新聞やジャパンタイムス等の大手新聞メディアなどでは出生率が微増している、などと言う楽観的な推移と、それに伴う今後の予測もあった。

だが2016年の最終的な合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子供の平均数:Wikipedia)を見れば一目瞭然で、70年代前半の第2次ベビーブーム以来、営々と出生率は下がる一方だ。
たまに96年や06年など、何度か微増しているけれど、ほぼ大勢に変わりない。

そういう傾向を見るにつけ、年々結婚がしにくい社会になって言っているとしか言いようがない。多くの婚活女性もそう考えるにちがいない。

婚活の努力が実を結ばなくなっている

だから他力本願みたいで本当は言いたくないのだが、たぶん多くの婚活女性の願望としては、

“とにかく結婚相手が見つかるよう何とかしてほしい”

この一言に尽きるのではないだろうか?
結婚できるようになるためにはまず何より、この最初のハードルを越えるしかない。

そうなるためにはいったい今の婚活、絶対に何か足りないはずだし、また結婚を考えていく私たちもどこか考えを変える必要もあるかも知れない。

だが悲しいことに、婚活業者をはじめとして、結婚相談に関する専門家などもこれについてははっきりと方向性が示せない。少なくとも私の目にはそう映る。

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確かに彼らなりにいろいろ知恵となることは言ってくれる。
それらを考えて行動に移している婚活女性、男性も多いことだろう。

だが出生率という、究極の婚活の結果とも言える数値を見ればそういう努力が役に立っているのかどうか、すごく疑問に思うしかない。

少なくとも私の中では、そういう専門家たちによる主張が正しいと言えるのは、出生率が上昇し、その傾向が定着すること。
はっきり言ってこれでしか示せない、とした方がよいのではないだろうかと思っている。

原因と責任の堂々巡り?自分たちが今すべきことは

ただ、出生率の推移がこの通り悲観的な予測になったこととして、そういうわけで私自身は結婚できない男女が増えている、ということを挙げてみたけれど、彼らが問題視する今の社会とか政府、あるいは婚活業者など。

ごく大まかに見てしまうと、誰もが自分自信に原因があるのではなく、他にある、というふうに責任と原因を自分に帰することをしないで、ぐるぐる巡っているようにも思える。
そういうところ、世の中の悲しい実相といえるかも知れない。

でも当事者の私たちは何とかしなくてはならない急務になっているはずなのだ。
これが政府や婚活業者と全く違う点だ。

出生率はもとより、そういう結婚できない社会へ一気に解決できるとか、そういう途方もないことは絶対言わないけれど、まず私たちはどうすれば良いのか?
そういうふうに自分たちができること、改善できることがあればすることが大切になるだろう。
折れ線グラフ
ただ、だからといって何かを変えてすぐにうまくいく、結婚できるようになる、そういう「何か」を見つけるのはかなり難しいはずだ。

だから結局はっきりした解決策にもならないかも知れないが、最低限今の私たちが持ちうる意識として、そういう出生率への厳しい推移と予測に危機感を持つこと。
そしてそれには何とかして解決策を見つけること。
それが私たちにとっても結婚という究極のゴールにも結びつく。

そういう気持ちは最低限持っておく必要があるだろう。

婚活で失敗続きの女性は、私自身だけでなく、周囲の友人知人にも多くいる。
中にはもう結婚ダメ、と思い込んで早々と一生独身で諦めかけていたりする女性だっているのだ。

そういう圧倒的多数の未婚女性の悲しみが、いわば不安の塊みたいな出生率の推移、予測という数値に結晶化しているように思えるのだがいかがだろうか?

加藤由美子

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