安室奈美恵さんが電撃的に引退したが、その際「声帯を壊していた」という事を安室奈美恵さんご本人が語っている。
これがどうも気になる。
よく、彼女の歌い方についてはネット上でも以前とは変わったとか、ねばっこいとかいろいろ言われている.
もしかしたらだけれど、そういう歌い方が結局は歌手生命に影響してしまったのかもしれないけれど、安易にそう言ってしまうのも良くないにちがいない。
けれど、そういうねばっこい歌い方を通していたために、安室奈美恵さんの見に今後どういう影響を与えることになるのか?
個人的な意見として、気がかりなことをちょっと語ってみたい。
ねばっこい歌い方だったから人気が出たけれどのどにムチャした?
一つ私が気がかりなのは、やっぱり安室奈美恵さんの健康面。
芸能人というか、声を使って仕事をする人がのどの病気にかかるのを良く耳にする。
ねばっこいとか、歌い方が変とか嫌いとか、クセがついたとかいろいろ言い回される。
芸能歌手というのは、それぞれ独特の歌い方があったりする。
安室奈美恵さんの様な、良く言えば伸びがある、そして悪く言えばねばっこい歌い方の人だって他にもいたりするし、逆にあっさりタイプの歌い方だっていたりする。
けれど共通しているのは、安室奈美恵さんの様なスーパースターレベルの歌手になると、寝るヒマも無くなるだろうし、体に無理をして延々歌い続けたり仕事を続けたりすることになる。
当然体は疲労が溜まるだろうし、歌手となればのどや声帯にだって相当に無理が行く。
そんな極度の過労が、彼女の体にどう影響するのか?
それが本当に心配になってしまう。
私は医療の専門ではないけれど、そうでなくともほぼ常識的に考えれば、不眠不休でがんばり続ければ早晩体を悪くする。
そして一番酷使する体の部位に影響が現れるのではないだろうか?
安室奈美恵さんのような歌い方の人なら、もしかするとよけいにのど、声帯に負担がかかるのかもしれない。
彼女の歌い方について、以前と変わったとか、以前よりも声量が衰えた、というネット上の書き込みなども見かけた事があったけれど、そういう「変化」となんだか連動している気がするのだが、それが素人考えだと言われても、やっぱり心配にはなってしまうがいかがだろうか?
相当にのどに無理をして歌い続けていたのかも
安室奈美恵さんが今回の独白で、声帯を壊していたのは7年前だと語っている。
そしてまた、最近は声の変化がある、と言う多くの方たちの指摘。
微妙な問題になると思うのだけれど、そういうわけで、芸能歌手は歌い方だって声色だって十人十色、いろいろにある。
ところが、やっぱりよけいに無理をした歌い方を続けていたり、過労続きのままで歌を歌い続けてしまったりすれば、いつかどこかでほころびが出てくる、と言うしかないだろう。
必ずしも彼女のねばっこいと評される歌い方がそれに当たるとは言えないかもしれないけれど、それが今、41歳という彼女の体の限界に来ていたのかもしれない。
和田アキ子さんやつんくさんなど、有名歌手に良く聞く話だけれど、声帯や食道など、のどや声に関係する場所に病気ができている。
それも、ともすれば大変な事になりかねない病状になってりもしている。
加齢につれて、無理が利かなくなってきているのはやっぱり安室奈美恵さんだって例外ではない。
だからファンの方たちには辛いかもしれないけれど、問題は、ねばっこい歌い方をする、と評された安室奈美恵さんが、今後そういうのどや声帯の病気にかかってしま宇野が心配になる。
そうならないためにはなるべく早めに引退するべきだろうし、今回あの若さで引退となったわけで、彼女本人にとってはむしろよい事だったのかもしれない。
歌い方を変更すればどうなったか
安室奈美恵さんは18年2月17日にラストツアーをナゴヤドームから始め、9月15日、沖縄コンベンションセンターでラストステージを飾っている。
そして明くる9月16日に引退を発表した。
もしも仮に、引退せずに歌い続けることができたとしたら、どうすれば良いだろうか?
あくまでもifの世界だけれど、自身の健康を十分気遣って歌手活動を続けるようにするとしたら、やっぱり日常生活と一緒に、あのねばっこいと言われた歌い方を修正して行く必要があるだろう。
でも、歌い方とかスタイルを変更するというのはすごく至難だろうし、第一それこそ別な歌い方を目指すことによって今までの人気にとっては命取りになることだって考えられる。
ねばっこい彼女の歌い方が好きなファンの方たちもすごく多数いるにちがいないし、そういう人たちに支えられて彼女の人気が維持できたかも知れないし。
でも今彼女が引退したことで、かえって人気の頂点でファンの女性たちの前から彼女は姿を消すことになったように思える。
中でも彼女の早すぎる引退をすごく惜しむ方たちが多い。
だが、それだけ心には彼女の存在が深く刻まれたのではないだろうか?
引退後はどういう方に進んでも、今までのキツすぎる体の酷使から十分な休息をとって、まずはどうかご自愛して頂きたい。
加藤由美子