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「厄年に病気になりやすい」はウソじゃない?本当に気をつけないといけないこととは

厄年はとかく災難にあったり病気になりやすい、と言われる年だ。
特に女性で30代は2度も厄年が巡ってくる。
よっぽど縁起の悪い10年だと、昔からディスられているようなものだ。

でも、本当に病気になりやすいのか、と言えばそんなことはないようだ。
だがそれでもやっぱりある根拠を考えれば、厄年には病気になりやすいし、災難にも遭いやすい。

そしてその根拠というのは決してバカにならない、大切な考え方だ。
30代という大切な10年をしっかり過ごすために、お伝えしてみたい。

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「厄年に病気になりやすい」というのは単なる統計上の結果ではない?

まず厄年と言うのをよく考えてみよう。

病気になりやすい、災難に遭いやすい年だと理解している人もいるけれど、あくまでも厄年とは人の年齢の節目に当たる年、と考えるのが良いと言われている。
その年になれば多くの人にとって生活や体力、健康や仕事などで大きな転換点になる、といえるからだ。

だから、
「本当に病気になりやすいのが厄年なのか?」
「その年に事故とか不幸が重なりやすいのか?」
といえば、そうなる人もいればそうでない人だっていたりする。

それどころか、悪い年回りのはずなのに、なぜか出会いとか結婚や出産など、目出度いことが折り重なったりする人だってある。
神社
厄年というのは元々古い時代に決められてきた、科学的な根拠のないことになるし、統計的にそういう人生の節目になり「やすい」と言うことになる。
だから、統計にはまる人も、そうでない人もいたって不思議ではない。

だがそれでも確かにそういう年の時に病気になりやすい、というのは一面当たっている。
それはもはや統計上のことではなく、昔から人々が見たり経験してきたことから割り出した“生活の知恵”のようなものだ。

人生の節目、と言う考え方も同じだけれど、それともリンクしているようだ。
その根拠を次にお伝えしてみよう。

ある年になると余計に病気になりやすいと思えてしまう?

普通に考えれば、人は年を取って高齢になるにつれて病気になりやすいものだ。
だから厄年とはいえ、その年に病気や災難が何も集中して増えると言うことはない。

けれどもよくよく考えてみれば思い当たるかも知れないけれど、例えば最初に出してみた30代の厄年。

33歳と37歳が本厄になる、そしてそれぞれの一年前が前厄、一年後が後厄となるわけだけれど、こうした年になると未婚とか既婚にかかわらず、すごく忙しくなったり心配事が増えてしまったりする。

未婚の私たちにとって33、34歳というのは出産リスクが高まるし、それだけに婚活として大きな壁のような年だ。
体の代謝も一回り落ちて、いよいよ若さと訣別していくことを身をもって感じることだって多い。

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そして37,38歳とはもちろんアラフォー。
厳しさを増す婚活に対して、場合によってはそのまま出会いを求め続けるのか、それとも’結婚を諦めるべきなのか、と人生の岐路に身につまされるような年でもある。

こじつけと思う方もいるかも知れない。
でも、そうだとしたら前厄と後厄も遭わせた30代の厄年、合計6年間を考えてみても良い。

それだけの年数を考えれば、20代よりも確実に病気になりやすい年齢でもあるし、繰り返すけれど女性として将来を見据える節目
結婚を求め続けるのか、それとも婚活をやめるのか、その大切な年回りのはずなのだ。

私が単に統計上の話ではない、と主張するのはこういう風に、生活や将来への配慮も含めて全般的に見た時を考えているためだ。

そして間違いなくこういう年齢の時に、ちょっとした災難とか病気になりやすいと感じたらどうするだろうか?
普段より災難に遭いやすくなっている、やっぱり厄年だから仕方がない、と思うのではないだろうか?
祈り
こうした心の動きもまた悪い意味で私たちの心に働きかけてしまう。
厄年になるとどうしても病気になりやすい、不運なことばかり続くようになる、と感じてしまうはずだ。

厄払いやお参りをしただけで安心してはNG!実生活への注意こそが大切!

ではこういう厄年に、私たちはどうすればよいだろうか?
これが一番大切なことだ。

実は私は、厄払いとかお参りに行って、それで安心してしまう、というのが一番良くないと思っている。

確かにお祓いとかお参りすると、気持ちが楽になって安心できるし、その延長でなんだか厄を避けることができた気持ちになるはずだ。

だが、考えてみれば厄払いもお参りも基本は何にも実質的な効果がない。
単なる“気休め”の効果だけだ。

ということは、これだけではそういう年回りになった時に注意しなくてはならない病気や生活上の問題を放ってしまったままになっているはずだ。

でも、実のところそういう実生活への配慮こそが一番大切になるはずではないだろうか?

事実、厄年が過ぎていきなり事故に遭った、大きな病気にかかったというのもよく聞く話だ。
それどころか厄除けのお参りに行った帰りに、乗っていた車が駐車違反で捕まった、交通事故を起こしたなどという体験談すらあったりする。

厄年に限って病気になりやすい、とは言えない。
けれどそういう年にさしかかったら実生活で注意すること。
これは間違いないはずだし、元々厄年というものの役目はそれこそが大切になるのではないだろうか?

厄払いとかお参りには、こういう“落とし穴”がある。
なまじこうしたことをすることで、かえって油断してしまうのだ。

最後にお伝えしたいけれど、そういう年齢になって一番大切なのは、健康や生活、そして人間関係など実生活にしっかり気を配って過ごすこと。

厄年というものが何を私たちに教えているのか?
一番の大切さは何よりもまずこうした点にあるにちがいない。

加藤由美子

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