イボを縛ると簡単に取れる、と言う知人がいます。
失敗したケースはあまり聞いたことがないし、イボを縛るという方法自体、初耳だったので、実際そうやって自分で取ったという彼女の話をまとめてみました。
でも、失敗自体は確かに考えられるとのこと。
そしてリスクもそれなりにあるようです。
イボを縛ると絶対取れるから、と主張する人もいるけれど、そういう人は失敗しない、着実な取り方を実行したとも考えられます。
自分でそうして治そうとするのは確かにメリットもありそうです。
そのメリットと具体的なやり方についてお伝えしましょう。
イボを自分で縛ると確かに取れる!プラス3つのメリットが!
なぜその彼女が皮膚科にも行かず、自分でイボ縛ることで取ろうとしたのか?
失敗が怖くはなかったのか、とも思いましたが、失敗すること以前に彼女のイボは実のところ恥ずかしい部分にできてしまったと言います。
医者にかかるのもイヤだったから、結局よく聞く「糸や髪の毛などで縛る取り方」をダメ元でやってみようと言うことにしたと言います。
イボを縛る方法が失敗したらその時はその時。
腹を決めて皮膚科に行って大股を開くしかない、と覚悟を決めていたとのこと。
でもラッキーなことに失敗しませんでした。
その彼女が語るのは、自分で取ることのメリットですね。
私も彼女の話から、次の3つにまとめてみています。
・糸や髪の毛だけあればOK。
とにかく医者にかかったり薬を使わず、自然に治るのでオススメです。彼女の話では、恥ずかしい場所にできたイボも自分一人でこっそり取ることができるから、メンタル的にも優しいとのことです。
・再発もなかったし、跡もほとんど無い。
彼女が一番心配していたことがこれ。
でも取れて半年くらいたつと、他の場所と変わらなくなったと言います。
・失敗もすごく少ない。
失敗したという人のケースがあまりありませんが、それだけごく少ないのではないか、と思います。
あくまでも私の推測でしかないのですが、こう言って良いと思います。
あくまでも彼女の話を元にしたものですが、同じ悩みがあってそれを縛るのが良いかどうか、考えている方々に参考にしていただければ幸いです。
縛り方と取り方の実際
じゃあそのイボを縛る方法、どのようにしたら良いのか、彼女の方法や他の体験談などを元にまとめてみましょう。
1.糸や髪の毛でイボの根元を縛る。
この際痛みが出るけれど、ちょっと痛いくらいが良い。
こぶ結びでほどけないようにして、数日このままにしておく。
キツすぎるとすぐに根元からちぎれて取れることもあるけれど、かえって出血したり再発リスクもある。
自然に血が止まって壊死するのを狙うことが大切になります。
2.3〜5日くらいで色や大きさが変わってくる。
だんだん小さくなってきて、色もほくろのように黒くなってくる。
彼女の話だと、壊死してきているしるしとなる。
3.この頃、縛っていた糸などが抜け落ちてしまうことも多い。
そうしたら再び同じくらいの強さで結び直すこと。
4.その後何日もしないで自然にイボが落ちて取れる。
けれどその直後は、取れたところが蚊に刺されて引っ掻いたような感じに盛り上がって皮膚がガサガサしていたりする。
でもそれも時間が経つうち、自然と元通りになるので心配ない。
ざっとこんなところです。
興味のある方は自己責任になりますが、ぜひお試しください。
確かに失敗もある?
メリットだらけで失敗の心配もごくわずか、という縛る方法ですが、全く失敗がないというわけでもなさそうです。
一番心配される心配というのは、
「再発は本当にないのかどうか?」
ということ。
イボというのは基本ヒトパピローマウィルスというウィルスの一種が皮膚感染してできあがります。
ですので一度、縛る方法で取れたからと言って、ウィルスが死滅していると言うわけでもなさそうです。
だから、皮膚科の専門医の話ではうっかりしていると再発の恐れもある、取れて完治したからといっても決して油断してはいけない、といいます。
イボは上のウィルスがひっかき傷など、皮膚の免疫力が低下した箇所から侵入します。
目に見えないほどの小さな傷でも感染すると言いますから、相当怖いですね。
そして一度イボができた経験のある人は、ウィルスが体内に潜んでいる可能性も十分あるから、やはり注意した方が良いでしょう。
唯一のデメリットはこれ!
そして、失敗と言うわけではありませんが、唯一デメリットと言えばこれです。
この縛る方法が使えないようなイボの形や場所の場合には無理。
その時にはどうしても皮膚科にかかる、薬で治すなどしか方法がありません。
例えばイボの形もいろいろで、まん丸の球状になって皮膚にくっついている時は縛る方法が使えますが、中にはぺったんこの形もあるようです。
また、実はその彼女もいまだ取れないイボがありますが、なんとその場所は頭のてっぺん、髪の毛の生えている頭皮の上です。
そこに小さいですが、確かにイボがあるとのこと。
ここだけは縛るに縛れない、と彼女も嘆いていました。
ただ、そうでない時には大概こうした方法で取れるし、失敗もわずか。
それは覚えておいて損がないようですね。
最後になりますが、結局普通に多くの方がこういう「もの」を持ってしまうのは、何気なしに体のどこかを引っ掻くような習慣が身についてしまっている、と言うこともあるかと思います。
アトピーのような方は別ですが、もしも本気で心配になるようなら、そういう習慣をやめるよう努力するのも大切になるに違いありません。
後藤ゆかり