年下男性との恋愛が話題。
年上の男性とはまた違った魅力がある年下男性だけれど、彼らが好意を見せるときはどんなサインを出すのか気になるところ。
でも一番簡単で、確実なアイテムがある。
それが「目」。
年下男性というと気が利かなくて、好意の見せ方も曖昧。
不器用そうな告白ばかりかも知れない。
でも誰だってそれとなく彼の好意を感じ取る方法が目、視線になる。
目から出る好意のサインはすごく素直で、それだけ大切なのだ。
それを詳しく語ってみよう。
基本的に口も行動も下手!年下男性の好意サインは目を見よう!
年下男性の好意のサインは、確かにほのかで曖昧になりやすい。
そもそも普通に私たち女性が 年下男性に恋愛の相手とか言う意味で目を向けないという理由もあるかも知れない。
けれど、好意のサインはそれでもちゃんとある。
それが「目」。
特に職場に多いけれど、よくある年下男性の“恋のアピール”はこんなふうだ。
- たまたま目線がぶつかったりするとすぐにそっぽを向く。
- 逆に面と向かって仕事上の事などを話そうとすると、なかなかこちらをまっすぐ見てくれなかったりする。
- 妙に慌てるのが目でわかる。目線が定まらないから。
腹立ちはごもっとも?でも冷静に彼の気持ちを確かめて!
でも、相手は年下男性と考えて、好意の感情を一向に気に留めない女性だって多い。
そしてそういう彼女たちにとっては、
「なんて失礼なヤツだろう年上のあたしに向かって!!」
といきり立つはずだ。
確かにそれも同情できる。
自虐的に言ってしまうけれど、確かに私たちアラサー以上のキャリア女性、彼らにとってはすごくやっかい(!)。
だからできるだけ「対決姿勢」を見せないようにしようとして、こんな態度に出るのかも知れない。
でも年下男性は、そんな“嵐の過ぎ去るのを待つ”心境だけでそういう態度に出るわけではない。
目は嘘をつけないし、心や気持ちが一番素直に出る部分だ。
彼にしても、無意識に、そして不器用に自分の気持ちを表そうとすれば、最後に好意のサインとして頼るのは目。
本当に「目は口ほどにモノを言いたい」、あるいは「言ってもらいたい」と願っているはずなのだ。
だから貴女にとって、怒るべきかそうでないのか、落ち着いて冷静に考えていく。
そういう態度が大切になる。
貴女が彼の好意を受け入れたいならこうしよう!
年下男性の好意、そのサインはあの小さな目に表れるので、それこそ上のように勘違いしてしまいかねない。
けれど、何度もそういう態度が続いたり、妙に悪意が見られないようだったら、十中八九脈ありサインだとみて良いと思っている。
そして、もしも貴女の方でOKなサインを出したかったら、次のようにしてちゃんとフォローしてあげるとよい。
- 目が合ったとき、ちょっと笑顔になってあげる。
- 仕事の事でもよいから、他の年下男性よりも多めに声を掛けたり話を彼に持ち込んでみる。
私も職場でのそんな同僚女子の“恋のさや当て”を見た事があったけれど、彼もそのあたりの反応はちゃんとわきまえていて、それこそ貴女からの好意 のサインをお返しされた、と考えるはずだ。
その後、彼は不器用ながらも少しずつ自分の気持ちを貴女に伝えようとするに違いない。
でも結局年下男性の悲しさで、なかなか貴女へスマートな告白もできないかもしれない。
その時には上手く貴女の方でフォローしてあげるとよいだろう。
姉に殴られたトラウマ?年上の女性にアプローチできない同僚男性がいた!
このテーマにもの凄く関連したケースがある。
ちょっと口調を変えさせていただくけれど、こういうタイトルのヤツが前の職場にホントにいたんです。
笑ってはいけないんです。
でも笑います。
私からしても年下男性で、確か私よりも4,5歳年下。
いわば後輩だったある同僚男性社員が、何を思い切ったのか、おずおずと私に相談を持ちかけてきた事があった。
そのやりとり、今思い出しても腹が立つというかあきれるというか、職場のデスクでいきなり自販機で買ってきた缶コーヒーをやおら「どうぞ」と私にくれた。
かと思ったら、
「実は僕、庶務のAさんを好きになちゃったんですけど、何て言って気を引いたら良いんでしょうか、同じ課の先輩に聞くのもいい加減な事しか言ってくれないし、困ってるんです。
「加藤さん、あのAさんと仲いいですよね。どんな事言ったら良いのか、嫌われないのか教えてくれませんか?」
“何コイツは?それで缶コーヒーって?”
と思ったけれど、まあまあこんな不器用な頼み事を本気でしてくるのだから、ちょっと答えてみた。
「はっきり言えばいいじゃない?『よかったらちょっとお付き合いしてください』みたいに」
「でもちょっと怖くて、それにキャリアもあの人の方が上だし自信ないので。それに僕には姉がいますけど、子供の頃からいじめられていたし、今でも殴られたりしてるんです」
「殴られるのホントに?」
「横面をひっぱたかれます。怒ると怖いんですよ」
わ、笑いをこらえるのがキツい・・・
要するに、目線とか好意のサインを表すどころでさえなかったようだ。
実際のところ、端で見ているほど私と彼女は親しくはなかった。
それに、そもそも年上とは言え自分が好意を持っている女性に、別な女性に自分の気持ちを伝えてくれと言うのが腑に落ちない。
ただ、何の因果か知らないけれど、何もしないままだったらなんとなく彼と彼女の両方から恨まれるんじゃないかと思い、結局彼女にはそっと耳打ちしてみた。
彼の好意のサインが無事に芽吹いたかどうか、私はその後すぐ退職したからわからない。
けれど私に打ち明け話を持ちかけた時の彼の目つき。
泣きそうというか哀れそうと言うか、笑うしかなかった。
ひょっとしてメリット満載の優良株?新しい男性像の発見も!
でも最近では確かに年上女性と年下男性との恋愛がクローズアップされ、実際に増えているとも言う。
もちろん芸能人などはいくらでも年下男性との入籍したカップルがあるし、私の周囲でもそういう夫婦がいたりする。
年下男性という存在、確かに頼りなさげに見えて、魅力を感じない女性もいるけれど、そういう思いが少ない方は彼らからの好意のサインを見つけたら、目をそらさず応じてみるとよい。
実際、年下男性というのはこちらが年上だけに御しやすいとも言うし、実際に結婚したカップルを見れば、喧嘩沙汰になってもそうそう普通の夫婦ほどに深刻な事にはならないようだ。
恋愛して結婚ししても離婚率の増加している今、ある意味優良株になるのが年下男性ではないだろうか?
とにかくは彼らの目から好意のサインが表れたら、頭から拒絶するのは手控えた方がおトクにちがいない。
加藤由美子