なかなか出会えない、出会っても何だか変な相手。
そうなると男運を上げることが自力だけではどうしようもない、スピリチュアルな力が欲しい。
またはスピリチュアルな問題があるがために、男運を上げることができないでいるのではないだろうか？

アラサー、独身で相手なし。
スピリチュアルな力に頼ろうとするのもはっきり言ってムリはない。
そんな私達が男運を上げるために、それほど血のにじむ努力をしている。

だが本当にそういうものを頼ることで、何とかなるのだろうか？
そういう力を否定するわけではない。
むしろ私も色々知っている方だと自負している。

スピリチュアルにいきなり頼るのは危険！

男運を上げる期待から、女性はスピリチュアルの仲間である占いをはじめおまじない、あるいはその筋の人に相談など、あらゆる努力をしている人だって多い。

だがそういう努力が実るかどうかはあくまでも不明だ。
第一に、あまりスピリチュアルな力にこだわりすぎて中毒みたいになると一番怖い。
それで彼氏ができたかと言っても本当に偶然かもしれないし、自分が男運を上げることができたかどうかもわからない。

そして、人によってはもっとそういう努力をすることで一層男運を上げることができる、そしてそうやってもっと良い相手とめぐり合うことだってできる。
そういう思考も絶対に湧いてきてしまうからだ。

そうなると際限なくお金をつぎ込んだり、怪しげなその筋の人たちと、関係を持つことだって厭わなくなってくることだって多いにありうる。

その時になると、自分の善悪の思考能力さえも停止することだってあるし、常識的に不道徳なこととか、違法なことすら平気で行うことも出てきてしまうからだ。
そうなると本当に中毒状態というべきもので、ある意味自分が自分で無くなってしまうこととなりかねない。

極端な例だが、決してありえないこととは言えないし、そういう危険ははっきり言って非常に身近にあると考えるべきではないだろうか。

スピリチュアル的な力が人に与える影響は３分の1

ここでぜひお伝えしたいのだが、確かに男運を上げるとか、おまじないや占いなど、そういうスピリチュアル的な力を私は否定しない。

実際そういう力があることはほぼ公然の事実になっていると思うし、またスピリチュアルの分野での専門家などの主張によれば、人間の運命や行為のうち、３分の1は確かにそういうスピリチュアル的な要素、つまり霊とか超常現象とか言われるものによって影響を受けている、と言われている。

だから確かにそういう努力をして男運を上げるなどの効果も得られることもあるかもしれない。

だが、自分の努力なしに初めからそういう超常的な力にたよるのは本末転倒というのが専門家たちの主張でもある。

要するに、全ての人間の運命の残りの部分である３分の２は、あくまでも自助努力。つまり自分でしっかりと行動して自分で運命を決めていくこと。
これが一番大切になるということなのだ。

自分が本当に男運を上げる努力をしているかどうかチェックすることから始めること

そう考えれば、今男運を上げるために努力をしているという方は、その努力が本当に身を結ぶべきものか？

言い換えれば、本当に正しく努力しているかどうかを見つめ直して、そして改善できたり、方向転換できたりする余地があるならぜひしてみるべきではないだろうか？

スピリチュアルな力というのがもしも最大限に発揮され、その３分の１をパワー全開を期待できる場合があるとすれば、そういう自分自身の努力と良いコラボレーションを築き、そしてさらに相乗効果が現れてきた場合だと言えるに違いない。

男運を上げるためには、あくまでもありきたりの婚活や出会いのシステムに乗っかるだけではない。
そもそもそういう婚活業者や既存の出会いの場での中では、私たちアラサーや30代の未婚女性が結婚どころか出会いすらも希少になっているのは誰でもご存知のとおりのはずだ。

そういうものを全否定するつもりはないけれど、たとえそういう中にあったとしても、何らかの工夫や出会いのチャンスを見つけることに発見を考えるべきではないだろうか。

私が強く主張したいのは、既成の出会いの場ではない。
職場や学校時代のことを思い出していただきたいのだが、自然に男女が交流する中で出会いや恋愛が生まれてきているはずだ。

それと同じ「出会いの環境」を求めてみてはいかがだろうか？
福祉やボランティア活動でも良いし、スポーツジムやダンスサークルなど、考えればそういう自然な出会いの場というのは無数にあるように思う。

最後になるけれど、スピリチュアルな力は、そういうふうに自分自身が正しく努力している中で、一番素晴らしい「効き目」も出ることが考えられるのだ。
そのためにもまず自分。
あなた自身が何かに気づき、行動して未来の扉を開いていただきたい。

ゆうき　まな