中川俊直衆院議員(46)が実にハデなスキャンダルを打ち上げてくれた。
同じ自民党の前川恵衆議院議員(41)との不倫交際がフライデーされたのに引き続き、他にも多くの疑惑を抱えている。
その中には他の女性との重婚疑惑、そこから発生している「つきまとい」疑惑、と次々後ろ暗い情報が流れてくる。
中川俊直衆院議員は前川恵議員との間に始まったこうした一連のスキャンダルで経済産業大臣政務官の引責辞任をすでに発表しているが、これだけではすまない勢いだ。
つい先頃、民主党政権でもさんざんこういう議員スキャンダルはあったし、また自民党政権になってからも、中川俊直衆院議員の前には宮崎謙介もと衆議院議員の不倫問題が浮上している。
不思議なのだが何で政治家ってみんなこうなるのだろうか?
中川俊直衆院議員とともに父・中川秀直氏も女性にルーズ?
しかも今回の中川俊直衆院議員と前川恵議員とのスキャンダルとともにクローズアップされているのが、彼の父親で、自民党の内閣官房長官だった中川秀直氏(73)の女性問題になる。
父、中川秀直氏は不倫相手の愛人女性とのスキャンダルが2000年に発覚、機密漏洩問題を追及されて、息子の中川俊直衆院議員と同じく同年10月に引責辞任をしている。
父親が相手にした女性は前川恵議員のような良家の子女と言うわけでは無さそうで、過去にも警察関係の問題を起こしていたようだ。
だがいずれにしても中川俊直衆院議員とともに親子2代にわたって女性にルーズな家系であることが、これであらためて白日の下にさらされることとなっている。
そして息子の彼は今、前川恵議員との不倫スキャンダルにとどまらない。
週刊誌の報道に寄れば又別な愛人が彼にはいたとのこと。
しかもその女性とは重婚の疑惑さえある。
そしてさらにその女性とトラブルを起こした結果、「つきまとい」による迷惑行為の疑いまで出ているという。
前川恵議員も今のところ周囲は沈静しているようだが、今後この中川議員とのスキャンダルによる“返り血”で、ただではすまないこととなるのかも知れない。
党派にかかわらず政治家はやっぱり同じようなもの?
こういう報道を見たり聞いたりしていつも思ってしまうのだが。
結局政治家ってどの政党でも、誰でもこういうことばかりしている。
なんとなく「みんな同じ穴の狢(むじな)」に思えてならない。
自民党政権になってから、結局テレビや新聞、あるいは週刊誌などのメディアは大半左寄りになる。
そのためにどうしても中川俊直氏、前川恵氏などの自民党の議員とか、その関係者や関連事項についてはことさらに大きくスキャンダルとして報じられることが多い。
だが少なくともこういうことは自民党ばかりでは無い。
もちろん確かに保守側の政権与党ということで左側の野党やメディアから叩かれやすいのはある程度宿命かも知れない。
だからと言って自民党内の風紀問題とか不祥事に目をつぶる気は毛頭無いけれど、他の野党である民主党や共産党でも叩けばほこりが必ず出るはずなのだ。
事実ちょっと前、民主党政権時代には細野豪志氏(45)を巡ってタレント・山本モナさん(41)との不倫スキャンダルがあった。
現国会で息巻いている民進党代表・蓮舫氏は自身の二重国籍問題について相変わらず不透明な態度が続いている。
財界や在日との癒着問題などもうずたかい。
要するに誰も彼もがみんな“スネに傷を持つ”身。
「そうでなければ政治家になれるか!」
もしかしたら彼らのホンネはこういうことになるのではないだろうか、などとまで勘ぐってしまうのは私だけだろうか?
中川俊直衆院議員は嫁との離婚はあるか?
現在、中川俊直衆院議員はそういうわけで今回の一連のスキャンダルについては
「自分の不徳のいたすところ」
と語り、経済産業大臣政務官を引責辞任している。
そして妻で高校時代に部活で知り合って結婚したという妻・悦子さんに対しては
すでに
「私からすべてを説明し、本当に申し訳ないことをしたとわびました」
と語っている。
一方の前川恵議員は、いまだ未婚のようだ。
要するに妻子持ちの中川俊直衆院議員と前川恵議員が不倫行為に及んだ、ということになる。
そして今回重婚疑惑と迷惑行為の疑いで浮上している女性はまた別人。
どうやら中川氏が日本大学卒業後、3年間就職していたテレビ東京の時に知り合った女性のようだ。
この辺もの凄く錯綜している。
父親の中川秀直氏はただ一人の女性とのスキャンダルで引責辞任してい。
だが、ある意味前川恵議員をはじめ、複数の女性が絡んでしまっている息子。
そういう意味からしても、中川俊直衆院議員は父親を超えている、と言って良いのかも知れない。
そして、父・中川秀直氏は2000年の女性スキャンダルの際でも妻(佳津子さん)との離婚はなかったようだが、こう見てくると中川俊直衆院議員の嫁・悦子さんが我慢の限界を超えて離婚を切り出すのかどうなのか、なんとも言えなくなってきているのではないだろうか。
今のところそういう情報は流れていないが、まだ当分流動的と言うべきだろう。
身から出たさびとは言え、自身で確かに語っているとおり、
「知り合いの女性(重婚疑惑の相手)に好意を抱き深く傷つけた」
とのこと。
自分自身でこういう風に有り体に語るくらいだから、恐らくは様々に証拠も挙がって逃げ場無し、ということを自身で悟っているのかも知れない。
今後、彼の相手の一人だった前川恵議員もその動向はマスコミの格好の材料になりそうだ。
加藤由美子