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リカちゃん人形は彼氏が歴代6人目の恋多き女?何でお相手がコロコロ変わるのか

リカちゃん人形きらいなわけじゃありません。
タイトルの通り、人形なのに彼氏が途切れないので悔しいだけなんです。(泣)

リカちゃん人形も当節取って50年のロングセラー。
この間いろいろなリカちゃんが歴代で生まれている。

私の母なんかも遊んでいた。
ついでに私も持っている。
その私のリカちゃん人形を面白がってまた母がもてはやす「今度の彼氏、誰?」。
もちろんリカちゃんの彼氏のこと。
母娘で変わらんなあ。(笑)

でもこの50年、当たり前というか何というか、リカちゃんも当初のスタイルそのままではない。
それどころか時代に合わせてルックス髪型、そして体形も含めて変遷の連続だった。
それを一つ一つ挙げれば百科事典くらいつくれてしまうだろう。

でもよく考えれば、一番その中で謎なのが彼氏。
歴代でもう6人目だと言うから驚く。

私も知らないような彼氏すらいると言うことだ。
なんと「恋多き女」何だろうか?
でもなんでここまでコロコロ変わる?
いろいろ謎なリカちゃんを天然丸出しで追っかけてみたい。

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リカちゃん人形の最初の彼氏「わたるくん」の後に家族が増える?

2017年で初代から延々50年を数えている、歴代リカちゃん人形の歴代彼氏、追いかけるとディープな世界だ。

なぜかというと、少女漫画のキャラを追っかけたような顔立ちがそこには行かされている、と思えるからだ。
もちろんリカちゃん人形自体もそういう歴史の変遷から逃れことはできないけれど、彼氏ができたら家族も欲しい、というのが女の子の自然な希望だ。

小学校5年生、フランス人のお父さんと日本人のお母さんとの間に生まれたハーフのリカちゃんにお姉さん一人、妹4人、そして弟一人、さらにはおじいさんおばあさん、そして犬が3匹という超大家族になってしまっている。

昔の人は家族の多いのが好きだったのだろうか、母に聞くとやっぱりそうだったようだ。

そして女の子のあこがれの国としてやっぱりフランスは無くてはならない。
でも今よく考えれば、そういうハーフの子供というのはいろいろと学校などでも大変苦労が多くなる。

ちなみに、最初の「わたるくん」が登場したのは1968年。
67年にリカちゃんが初お目見えした1年後、すでに彼氏ができている。
しかも彼女が小学5年生、11歳の時と言うからまことに何というか?

歴代彼氏を何で5人も振った?はるとくん大好き

ただ、リカちゃん人形はあくまでも小学生の女の子たちがターゲットの玩具だから、こういう設定はどうしても外せない。

そして面白いのは、その後リカちゃんは「結婚」したり「出産」したりもしている。
中には大人リカちゃんを独自にクリエイトして、アラサー女子のキャリアウーマンとして活躍させている女性の方などもいるようだ。

そんなわけで本当に変幻自在だが、でもその彼女の顔立ちはやっぱり小学生のそれ。

多分だけれど、ウチの母親、そして私も含めていってみれば昔の子供時代のノスタルジーもあるのかな、とも思ってしまう。

ちょっと話がそれてしまったけれど、一番私が謎に思っていることとして、ボーイフレンドが5人も6人も変わってしまったことだ。

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リカちゃん人形(科学技術館)

初代彼氏の「わたるくん」から始まり、「マサトくん」「イサムくん」「かけるくん」「レンくん」、そして今現在は「はるとくん」にひとまず“落ち着いて”いるようだ。

まじめに考えることは無いのかも知れないが、私は結構こういう疑問に凝ってしまう方で、いろいろ考えてしまう。

大体少女漫画のキャラでもそうだけれど、男性キャラというか、彼氏のキャラとこいう人気フィギュアの顔立ちは切っても切れないこととなるはずだ。

そういう意味からすれば昔の少女漫画に出て来る男性キャラと「わたるくん」は見事に一致している。

母親に聞いてみると歴代トップの「わたるくん」の顔、当時人気だったアニメ「魔法使いサリー」に出て来る担任の男性の先生そっくりだそうだ。

でも「わたるくん」から2代目彼氏の「マサトくん」以降、がらりと変わる。
「わたるくん」のヘアースタイルはサラリーマンの73だが、「マサトくん」以降は長髪になった。
顔の輪郭も面長から丸くなってきて、その傾向は5代目「レンくん」くらいまで続いている。

ところが6代目の「はるとくん」はどっちかというと逆三角形。
アゴがスッキリして、なんとなく木村拓哉さんをモデルにしているんじゃ?とも思ってしまう。

個人的にはやっぱり「はるとくん」が一番好きだけれど。(笑)

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でも、初めの疑問に戻って
「なんでこうもリカちゃんは恋多き女なんだ?」
という問いに対する回答、結局のところ時代のニーズに合わせてお相手の彼氏をイメチェンしていく必要があった。

そのためには「新しいお相手」をその都度設定する必要があった。
ということだろう。

でもこれってよく考えてみれば、女の子たちに
「特定の彼氏と関係が続くわけではない。こういう風に変わるときもあるんだよ」
みたいな思考を植え付けていくこととなったのではないだろうか?
思考が深掘り過ぎるかも知れないけれど。(笑)

悪い意味に取るのはやめておきたいのだが、先代のお相手から新しい相手に変わる様なときにリカちゃん人形を買った女の子というのは、その後自分が成長してこのあたり、どういう印象を持っているのだろうか?

私は幸か不幸かそういうリカちゃん人形の「彼氏の過渡期」に親に買ってもらったわけではなかったけれど。

バービーに対してリカちゃんは純日本的?

リカちゃん人形のモデルとなったのは、やっぱり米国のバービー人形などの着せ替え人形だろう。

バービーもいろいろなバージョンがあって、それを追いかけると本当に迷路みたいなものだが、それに対してリカちゃん人形という和製の着せ替え人形はある一家のお嬢さんで、すごく地域定着型みたいな性格がある。

リカちゃん本人はそういうわけで、日本とフランスのハーフだけれど、やっぱりこれが日本風と言うべきだろうか。

リカちゃんの変遷(科学技術館)

歴代の彼氏も50年かかって6人目、というわけで一見確かに嫉妬も湧くモテ加減だ。
でもその半世紀にわたる年数から考えれば 10人にも満たない数。
しかも歴代彼氏はみんなちゃんとした素行のようでもある。
(多分そうだと思う)

もちろん50年後の今日でもやや高齢化したリカちゃんも流布しているようだけれど、年齢は基本変わらない。
こういう変わらない彼女だから、伝統を大切にする日本人には受けるのだろう。

10年後、60周年となるリカちゃん人形はどのようなバージョンになるのか、そしてお相手の男性はどんなキャラになるのか?
いろいろ妄想と理想がごっちゃになってしまうけれど、考えるのも、そういうものを創作するのも楽しそうだ。

国ノ木はるな

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