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女の厄年で引っ越ししたらやっぱりダメ?気をつけなくてはいけないこととは

女の厄年が30代だと2度も巡って来ます。
その間、引っ越しなど新しいことを始めたりするのは良くない。
昔から言われていることです。

正月になったら厄年になったので厄払いしなくてはならない、と考える人も多いし、何で女の30代だとそんなに厄年が多いの?と首をかしげたくなる人も多いでしょう。

でもそういう厄年でも実生活上は引っ越ししなくてはならないこともあるし、他にもすべきでは無いことも多くあります。
一応昔からの習慣なのでひとまずしたがっていけばよいかも知れませんが、それでもしなくてはならないとしたら、どうすれば良いのでしょうか。

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厄年に科学的根拠ナシ?

まず、男でも女でも厄年にはそれなりに家庭生活や仕事でのトラブルや健康面の心配事が出てくると言われます。

このため引っ越しの他、結婚や新築、そして転職など、新規まき直しの意味を含む大がかりなことは昔から避けた方が良いとされていました。

ですが何となく当然と分かるように、そういう厄年に果たして科学的な根拠とか医学的な事実が関連しているのか、といえばはっきり言ってNO。
だから本来は気にせずに、そういう年齢になったとしても引っ越しその他のことを気持ちよくやってしまって良いと言えるかも知れません。
鳥居と神社
ただ、やっぱり女が一人の生活、つまり独身であろうと厄年の時にそういう改まった行為をすると言うのは、世間とのつながりもあるし、気持ち的に何となく不安も残ることと思います。

だからこのあたり、そういういわば世間体、そして気持ち的なものを考えて行くということになります。

本当の厄年がある!

ですが最近、茨城キリスト教大学の板倉弘重名誉教授らが行った調査によれば、人の一生の中でそういう「病気になりやすい年齢」が科学的に分かるようなりました。

従来の私たち30代の女性で言えば、女の厄年は33歳、37歳がそれぞれ本厄。
男女合わせて本厄の厄年というのは以下のようなものになります。
男:25、42、61歳
女:19、33、37、61歳
(いずれも数え年で計算。数え年とは、生まれた時を1歳とし、その後に来る正月ごとに1歳を計上するもの)
女の方が厄年が一つ多く、しかも30代に2回もあるのが特徴です。

厄年はワンセットが3年で成り立ち、本厄の前の年に前厄、後の年は後厄となりますが、板倉教授らが発表した調査では、女の30代だと39歳が厄年、つまり一番病気になりやすい年齢と言います。

ちなみに教授らの発表した女の厄年を総括すると、25、39、52、63歳。
そして男性ならば24、37、50、63歳となります。

この考え方だと、女の30代でも厄年は1箇所のみ。
そして付け足しになりますが、従来の前厄、後厄、というのはありません。
いずれにしても本来的に厄除けのお参りとか祈願をかけるのはこちらの年齢が正しいと言えますし、特に健康面では注意して健康診断をしっかりする必要がありますね。

もちろんそれでも自分の気持ち的に安心感が欲しい、という人は多いと想いますから、普通の厄年でもお参りすることも良いでしょう。

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なぜ厄年に引っ越ししたらダメなのか?

女の人が実社会で活躍するようになってきたこともあって、たとえ女一人の独身生活であっても転職や異動、引っ越しなどというシチュエーションは生じやすくなります。

もちろん結婚することも大きな人生の転換と言えますが、なぜそういう行為が 厄年にはダメだ、と昔から言われていたのでしょうか。

その理由の一つには、今でも多分にそうですが、昔にはそういう厄年には病気や事故、トラブルが発生しやすいと考えられていたため、引っ越しや結婚などと言う大きな行事を行ったりするとそれだけ支障も大きく出ることになります。

結婚したとたん病気になった、引っ越ししたら地震が来たとか、嫁や夫が病気になってしまって仕事が差し支えてしまった、という場合ですね。

それを昔の人は習慣的に判っていたので、結局引っ越しなどはやめておいた方がよい、ということになったのだろうと考えます。

ですが板倉教授らが主張する本当の厄年にもそれは当てはまることと言えますし、むしろそういう時こそ女にとっては問題が出てくると言えるでしょう。

厄年の考え方は微妙で、その年になったからといって必ずしも“思い通りの”災難が現れるわけでもなく、それは本当の厄年であっても同様です。
prayer
逆にそれをあまり深刻に考えすぎて、結婚の予定が厄年だったから、プロポーズされた年が縁起が悪いから、ということで断るのはやっぱり考えもの。

あまり考えすぎず現実と切り離すべきものは切り離していく。
そういう考え方をぜひおすすめしたいです。

(後藤ゆかり)

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