別れた元彼を忘れたい、という気持ちになったことはないだろうか?
あまりに好きで、別れても辛くて忘れられない、とは真逆に、あまりにも最低すぎる元彼の実態が自分にはっきりと分かった、という場合も少なくない。
だから一刻も早くそんな元彼を忘れたい、ばっさりと縁を切ってしまいたい、というケースだってある。
大体おわかりと思うが、そういう最低の男の人、という理由はまずたいてい浮気。
それをひた隠しにしていたりする場合だ。
そして自分にはあたかも“俺には君だけだ”みたいな甘い言葉をささやき続けていたものの、ふとしたことがきっかけで猛バクロ。
名前も顔も、声すらも忘れたい様な気持ちにさせてくれるのだ。
そういうとき、どんなことをすべきだろうか?
この問いかけについて、ぜひ覚えておいていただきたい2つのアクションがある。
情や甘言に振り回されない!はっきりと元彼には断絶宣言をすること
私自身ではないが、友人の女性がまさしくそういう最低の元彼と付き合っていたことがあった。
その彼女の話などを聞いてはっきり言えるのは、
『最低の男と別れるときには、きっぱりと別れること。忘れたいなら、忘れる努力も中途半端にせず、しっかり行うこと』
しかなさそうだ。
何とその元彼、既婚者で、しかも結婚していることを最初彼女にはひた隠しの状態だった言う。
そしてあとで結婚していることがうすうす彼女に感づかれてくると、
「女房が浮気している。いずれと別れるつもりだ。僕には君しかいないんだ」
ということを繰り返しささやいていたという。
その結果、彼女にしてみれば、元彼が嘘をついていた、ということよりも既婚という事実自体を忘れたい、という気持ちになってきてしまったらしい。
今考えて見れば、既婚がばれて苦し紛れの言い訳だったにちがいない、とは彼女の告白だ。
その証拠に具体的に彼女がいつ別れるのか、将来二人の住まいとか仕事はどうなってしまうのか、などなど具体的なことを何度聞いてものれんに腕押しみたいな、曖昧な返事でしかなかった。
嫁が浮気しているから心の傷を負った、それを忘れたい、という既婚者のその男性。
その彼への哀れみ、いたわりも手伝って彼女は、なるだけ彼の都合に合わせてデートの約束も考えていた。
せっせと献身的に付き合い続けていたという。
ところがあるときからばったり逢えなくなったらしい。
メールや携帯で呼び出してもなしのつぶて。
何十回かそういう呼びかけをした後、やっと携帯に出てきた彼は、
「ごめん、俺君と一緒になる気はないんだ。サヨナラ!」
の一言を言い終えるやさっさと切り、それ以降は携帯番号やメルアドを変えてしまったのか全く連絡が取れなかった。
なんともかんとも最低!
私が彼女のそういう身の上話を聞いて発したコメントがこれだった。
私がこの彼女の元彼を本当に最低だと思うのは、既婚者だということを隠していることもさることながら、それがばれた後でもなお甘い言葉で彼女をもてあそぼうとしていたことだ。
他の友人女性も語っているのだが、男性の中には、女だと思って甘い言葉で言いくるめることが出来ると思うことも多いようだ。
だから、いったん自分の嘘がばれてもこんな風に諦めようとしない場合があったりする。
だからこういう元彼とははっきりと嘘がばれた時点で別れるべきだった。
欲を言えば、一言も彼の言葉を信じるべきではなかったかも知れない。
そして完全に縁を切る形で絶交し、はっきり忘れる行動をとっていくべきだった。
それをし損ねてしまった彼女、今はずいぶん男性不信に陥っているようだ。
中途半端に忘れる努力をしない事
そういう最低の元彼を忘れたい場合、なまじ彼女の元彼のようなタイプだと、こちらで断っても後で言い訳しながら自己都合で付き合いを求めてくることも多い。
実際その男性、既婚の事実が暴露して彼女に詰め寄られたときは涙目で釈明していたという。
女性の気持ちを動かそうとして、ここまで自分を落とせる男性もいるのだ。
このことは十分に知っておくべきだろう。
そして忘れる努力。
いろいろあるけれど、やっぱり旅行と新しい恋愛に向かうこと。
この二つに絞られるのではと思う。
一つには、新しい恋愛。
つまり新しい恋人をつくることになるけれど、もちろんだからといってすぐにつくれるわけでもないし、何よりそういう最低な元彼と別れた直後など、気持ちは絶対平静なままではない。
この彼女なども別れて1週間くらいは泣きまくったと話しているくらいだ。
もちろん将来的にはそういう努力も必要だ。
だから、気持ちが立ち直ってくるにつれて、徐々にがんばってみれば良いだろう。
だが、それよりも旅行などで一度自分の気持ちや生活をリセットしてみることがおすすめだ。
一人で旅するのが寂しすぎるならば、親しい女友達と連れだって言ったりするのも良い。
一週間くらい見知らぬ土地に滞在し、そこの空気や風景、そして人々に出会うのもよいだろう。忘れたいという気持ちがなくても、今までの事を一週間もするとかなりリフレッシュできる。
いつも生活している場所から動かないと、結局今まで元彼と付き合っていた期間のままの生活が続いているわけだから、別れた後もそれ見続けるままになる。
元彼が最低な人だったら余計辛いはずだ。
忘れた帰庫とがあるとき、旅は本当におすすめになる。
そんなわけで、なかには最低な男性、とは逆に、元彼のことが良すぎる男性だったから、余計に忘れたい、出ないと苦しくてしょうがないという女性もいるだろう。
そういう経験も自分が成長するきっかけになることはまちがいない。
心が傷ついたなら、息抜きの時だと思って、引くべき時は引く、ということ。
ぜひ気持ちを切り替えて新しい出会いに向かっていただきたい。
ゆうき まな