見栄っ張りは、男の人につきものといえるのではないでしょうか?
特に恋愛していると、見栄っ張りが女性の前でハデになる人。
自分の自慢話、欠点をひた隠しして、良いところを見せようとして、がんばる人。
私たち女性の目からは、見栄っ張りマインドをフルに出すのが男の性質みたいに見えます。
これを「恋愛の相手としてマイナス」と考えてしまう女性も少なくありません。
でも元々恋愛する相手として「ふさわしい」というか、「こんなのならまあ許せる」みたいな男の見栄っ張りというのがありそうです。
大分析して、チェックしてみましょう。
見栄っ張りは「お互い様」?男は女に、女は男に見栄を張る!
女の目線からはつまらない男に見えてしまう、そういう彼らの見栄っ張り。
恋愛関係にあると、男女が密接になるから、よけい鼻につくものです。
それでも恋愛の相手だと、「好きな人だから」と相手の見栄っ張りを許していく方は多いのではないでしょうか?
男の人は自分の良いところばかりを女性に見せたがるもの。
それを私たちも知っているからです。
けれど、よくよく考えれば私たち女性も同じようなことをしているとも言えそうです。
つまり、付き合っている彼氏に対して、女として見せてはならないような欠点を隠す、自分をより良く見せようとする。
その代表的なのが女性の化粧。
でも、化粧は私たち女にとってはなくてはならない「たしなみ」。
いわば一生ついて回ります。
誰でもすっぴんのままは怖いもの。
それで本来の自分以上に美しく見せようとするわけで、“見栄っ張り”、となるのかも知れません。
そういう「女の見栄っ張り」もまた、私たち女性が男の人に対して感じるのと同類ではないでしょうか?
度が過ぎる見栄っ張りばかり!こんな男とは恋愛NG?
逆に恋愛中、貴女の方でどうにも我慢できないとか、見栄っ張りが過ぎて嘘ばっかりついて、すごくリスキーでしかならなさそうな男だと分かったら、退散すべきではないでしょうか?
一口に全部をバッサリダメだししてしまうと、そういうわけで「やり過ぎ」かも知れません。
だとすれば、ある程度は受け入れること。
その上で、どこかで「これ以上はダメ」と線引きをすること。
個人差はありますが、そんな判断が大切になるかも知れません。
元いた職場で、「あるある」なケースを引っ張り出してみましょう。
- 自分の学歴を自慢する、一浪してやっと中堅四大の文学部の男。
それでも周囲に匹敵する大卒が少ないので大いばり。
その反動というか、高卒の同僚を馬鹿にすること甚だしい。 - 自分より頭の良い、かっこいい男は認めたがらず、「あいつは嫌いだ」みたいに断捨離する。
- やたらと学歴の高い家柄、血縁にT大卒がいる、などとありったけ自慢する。
- 同僚女性たちとやたらと話したがる。接触したがる。
- 自分が物知りな事をひけらかす。自分よりも博学そうな同僚がいると「あいつは大嫌いだ」みたいに無視を決め込む。
元の職場の話ですが、同僚の女性たちはみんな陰で笑っていました。
その数年後、風の便りではメンタルが怪しくなって「静養中」とか。
見栄っ張りは「本能」?
確かに恋愛しているなら、多かれ少なかれ好きな女性に良いところを見せようというのが男の人情、というものでしょうか。
でも、別に恋愛していなくても彼らは女性の前でかっこわるいところを見られたくない、というのは「本能のレベル」みたいなところがあります。
ほとんど無意識な時だってあるでしょう。
それが、度が過ぎれば返ってかっこ悪く見えるわけで、とりわけ女性の目からは、
- 「何であんなつまらない自慢をするのか分からない」
- 「お金もないのにムリして恋愛中、自分におごりまくる。後で金欠で逆に私の方がお金出して食事代とか交通費の面倒見たりしたこともあった。結局意味ないじゃん」
- 「学歴とか、身内が優秀とかぺらぺらしゃべる人。すごいかも知れないけれど、周りには“上から目線”ばっかり。器の小さいヤツ、とみんなで陰で落とされていたよね」
などなど、確かに不満が噴出しています。
自分に自信がないから見栄っ張りに?
私たちは恋愛関係になっていると、お互いを良く見せようとする気持ちが出るもの。
自分に自信がなかったり、小心者だったりするのが原因になって、本来の自分を見せるのがどうしても怖いのです。
相手の女性に嫌われたくはない、という気持ちが強いと、よけいにそう感じるかも知れません。
もちろん、お互い裏表をなくして赤裸々に見せ合えれば良いのでしょう。
でも見栄っ張りの人というのは、本来の自分を見せることに自信がないもの。
最初から自然体でいれば、外見と中身のギャップも少なくなるので、片意地張らなくてすむワケですが、多かれ少なかれ自分に自信のないことで、隠して見栄えの良い外見を見せてくることになります。
そこには嘘も混じるかも知れません。
でも、そんな嘘がいったんばれたらみじめなもの。
見栄っ張りな男の人ほど、いったんボロを出してみっともない姿をさらしてしまう時は、たっぷりと自分の株を落としてしまうようです。
【まとめ】「かわいい」と感じられるのが一番?
結局のところ、特に女性の前で見栄っ張りになる、というのが男の本来の姿。
これは永遠になくならないでしょう。
ですので、それをどこまで恋愛中、私たちが受け入れられるかどうか、それがポイントになるのではないでしょうか。
どこまで許すか、こちらが慣れて行くと良いのか?
そのような判断が大切です。
個人差こそありますが、恋愛の相手としてご自身が
「この程度だったらまあ大丈夫」
という、“落としどころ”を持つのがコツ。
そして、それを「かわいい男」とか、好意的に感じられるレベルだということ。
これが恋愛の相手として、一番理想的にちがいありません。
ゆうき まな