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香川照之 歌舞伎が理由で別れ話になったとも考えられる?力不足だとしてもいつか糸が切れるかも

香川照之さん(51)が21年も連れ添った元ANAのCA、智子夫人との離婚を自ら報道陣に語っている。
香川さん本人は離婚の理由として、“私の力不足”と謙虚に語っている。

芸能人の離婚報道は珍しくないが、香川産に限ってと言う気が大いにする。
すでに二人のお子さんを持ちながら、一見妻の智子さんは梨園の妻としてかいがいしく夫を支えているかのように見えたが、46歳という異例の年齢で歌舞伎の道に入っている。

歌舞伎という、非常に閉鎖的な世界の中で、香川照之さん本人もそうにちがいないが、勝手のわからない梨園の妻を務めていた智子さんにとっても大きな重圧だったにちがいない。

個人的にはこの歌舞伎俳優として5年前に初舞台を踏んでいこうが離婚の大きな理由をつくっていたのではないか?
そうも感じてしまうのだ。
その根拠を綴ってみたい。

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香川照之の無理強いな願望に振り回された智子夫人?

そもそもなぜ香川照之さんは46歳にもなって歌舞伎の初舞台に上がったのか?
その理由としてよく言われているのが、息子で長男の政明君が香川さん本人と同時に12年に歌舞伎役者としてデビューを飾っている。

実のところこの政明君に、父親で歌舞伎役者だった二代目市川猿翁(猿之助)さんの名跡(みょうせき)を継がせたい、という願望があったためだと言われている。

父親の猿之助さんと異なり、香川照之さん本人はもともとテレビや映画の役者としてデビューしているし、歌舞伎で初舞台を踏むまでは多くの人気ドラマで名演技を見せていた。

だからそういう別な役者の道で大成していた彼のことだから、あえて未知の歌舞伎に手を染める理由は他にはなかったはずなのだ。

ただ、歌舞伎の世界はどこまでも保守的で贔屓筋との関係など、非常に伝統に縛られた世界となる。
檜舞台
その中で、もしも政明君を正式に歌舞伎役者としてデビューさせるためには、実父である香川さんの後ろ盾がどうしても必要になるといわれている。

そして同時に、150年近くも代々続いてきた歌舞伎役者の家系を、自分の代で中断してしまうことに対する呵責の念もあったという。

これらが46歳という異例の年齢で歌舞伎にデビューした理由となっている、というのが大方の見方だ。

息子と家系の板挟みから生まれた歌舞伎役者?への道

ただ、そういうわけで香川照之さんが歌舞伎にデビューしたのがそういう息子を思う親心、そして家系に対する責任感だとしても、はっきり言ってしまえば香川さん本人もそうだし、連れ添って新たに梨園の妻として贔屓筋との交流をつとめる智子夫人にとっては、相当な負い目になっていたはずだ。

まだ若い頃から早い内にそういう世界に入るのならばまだ別かも知れないが、香川産と同様、智子さんも子育てとともにそこそこの年齢にもなってしまっている。

しかもいかに父親が名だたる歌舞伎役者だと言っても、そういう閉鎖的な社会のこと。
新参者と言うことで、周囲から様々に重圧がかかっていたのは誰でも予想の付くことだ。
心労と肉体的な疲労はもしかすると極に達していたかも知れない。

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6年間休みなしと歌舞伎役者の期間が確かに合致

今のところ香川照之さんは、歌舞伎に手を染めたことを離婚の理由とするはずもないし、香川さん本人もそういうところでは非常に義理堅い、道徳バランスの優れた役者のはずだ。

だからあくまでも他に責任を押しつけるわけでもなく、ひとえに今回の離婚の理由は自分の力不足のため、といっているわけにちがいない。

ただ、やっぱり個人的な感想として、どうしても従来から営々と続けていた役者人生に新たに歌舞伎への進出したのが理由に見えてならない、という感想を持つのはおそらく私一人ではないだろう。

何よりも香川さん自身、この6年間は休みなしでずっと仕事をしていたという。
そのバイタリティもさることながら、驚異的な役者人生と言える。
歌舞伎
でもその6年間、よく考えてみたら歌舞伎役者としてデビューする期間がすっぽり入っているのだ。

言い方は良くないかも知れないけれど、歌舞伎役者と普通のテレビや映画に出演する俳優として「二足のわらじ」を履く結果となったわけになる。

そうであれば歌舞伎役者になる前から引っ張りだけで仕事あまたの香川さんにしてみれば、その当時から智子夫人に対しても多忙を理由にして相当なすれ違いが生じていたことは十分考えられるし、そこへ持ってきて新たに未知の歌舞伎役者の世界。
普通に考えてみれば、そこで夫人がプチッと切れてしまっても不思議ではないだろう。

“自分の力不足”を離婚の理由とした香川さん。
しかしながら今、彼は力不足どころか、役者としてあまりある力さえもすべて芝居や歌舞伎に投じてしまっているような毎日のはずだ。
自分に離婚の理由を期する態度は立派だが、張り詰めた糸はやがて切れてしまう。
今回のことを一つの契機として、生活や人生の見直しも必要なのではないだろうか?

高橋国大(くにひろ)

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