一人が苦手、という寂しがり屋の感情を持つ女子は多い。
でも場合によってはそれを治す必要があるのだ。
治す必要が出て来るのはもちろん“行き過ぎた”寂しがり屋。
女子もアラサー、30代になると結婚が目前の問題で、誰でも憂鬱になる。
寂しがり屋にも程度があるし、それが結婚や恋愛へと目を向けるモチベーションになることだって多い。
だが中にはそれだけですまない、治す必要が出て来る女子がいる。
それをどう考えていけば良いのか、そして治すにはどうすれば良いのだろうか?
治す必要があるほどの重症な寂しがり屋女子は、結婚や恋愛にも差し支える?
適度に寂しがり屋な女子だったらもちろん治すなどと言う心配は無い。
それこそそれをモチベーションにして、婚活や出会いへの努力に向けてがんばれば良いことだ。
だがその寂しがり屋の程度、治すべきレベルになると、そういう“普通のレベル”を超えてしまい、何かというと男性を追いかけ続けてしまったり、依存したりする。
果ては今付き合っている男性がいながら、ちょっと離れているだけでとたんに不安になる、浮気や不倫をどうしてもやめられない女子。
こういうケースも当てはまってくるはずなのだ。
だからこの際考えなくてはならないこと、それは
「あなたは一人でいるのがどのくらい辛いと感じるだろうか?」
ということだ。
結局そういう一定レベルを超えた、つまり治す必要が出て来る寂しがり屋女子というのは、自分が一人でいるとたまらなく辛い。
そして同時に別な男性と関係を持ったりしてしまう、いわゆる恋愛体質などの場合もあったりするからやっかいだ。
そういうケースになるとどこかで治す必要が出て来る。
でないと自分の結婚や将来を壊しかねない、そういうリスクをかかえることとなるからだ。
寂しがり屋を決して軽視してはいけない!心のバランスが崩れた時は深刻になるケースも
寂しがり屋に歯止めが利かず、治す間もなくどんどんエスカレートしてしまうと、どうしても依存体質になってしまい、自分をそっちのけにして彼氏や友人に頼り切ったりすることだってある。
結局その原因、治す必要がある様な、病的なものになればそれこそ専門家の治療とか説明が必要になる場合もある。
不安感がつのるあまり、場合によっては眠れなくなったり食欲まで落ちる、そういう病的なレベルの人もいるようだ。
でも基本的にそこまで行かずとも、やっぱり酷く寂しがり屋な女子というのは確かに居る。
怖いのは自分自身の寂しがり屋が、ほどよく婚活や出会いへの努力に向くような健全さを保っている内は良いのだが、何らかのショッキングな出来事が日常生活の中で生じたためなどにより、自分の心のバランスが大きく崩れてしまうような時だろう。
結局そういうショック、たとえば肉親が急死したり、自分自身の大切な人や物が消えてしまったりした場合などがあると、心のバランスが大きく崩れることも十分考えられる。
そしてとりわけそういう時には傍らに親しい人とか優しい彼氏などが本当に欲しくなるものだ。
そういう人が間近にいない時、結局は場合によるかも知れないけれど、寂しがり屋女子が一気に病気のレベルまで行き、あるいは心身症とか精神疾患などを本気で心配するような場合にもなりかねない。
男女の区別無く、人間本当に一人の時というのは心が弱い。
弱い心、つまり孤独でいる時にはいろいろな見えないリスクが忍び寄ってくるものだ。
どうやって治す?自分の空虚さに向き合って2つの努力を!
結婚適齢期や未婚で30代、あるいは40代の寂しがり屋女子にとって切実な課題となるのは、どうやって治すのか?
そもそも治るものなのか?
いろいろと疑問も浮かぶはずだ。
一つには、もっと自分を大切にして、自分の中の取り柄を作る努力をすることだ。
寂しがり屋女子の特徴として、愛情や思いやりは人一倍あるはずなのに、それのはけ口がない。
そのはけ口、どうしても自分自身を大切にしないがためになまじ外、つまり自分以外の人へと向いてしまうこととなる。
そのために人寂しい、寂しがり屋の温床になってしまう。
だから何か趣味とか得意なもの、習い事などに精を出すようにして、自分の潜在的な能力をどんどん高めていくようにがんばれば良い。
そうやって行けばやがて女子力だってアップする。
二つ目には、より多く交流を持つように努力する事。
単に婚活中の女子と言うことで出会いとか男性を探すだけでなく、もっとハードルを下げ他交流の仕方を考えて見るとよい。
たとえば職場のサークル活動に参加するとか、地域のボランティア、スポーツやトレーニングジムに入会し、そういう中で不特定多数の人たちとの交流を目指していくのもよい。
さらに言えば、こういうメンタルな部分の改善というのは目に見える形で現れるものではないし、また時間もかかることだ。
治すことにがんばるのは良いが、今日明日にどうにかなるものではない。
決して性急にならないこと。
寂しがり屋というのは、そういう努力をこまめに、そして継続的に心がけて進めていく中で、自然と治っていくようにするのが良いだろう。
寂しがり屋を治すことは、自分の女子力の充実にもつながるし、また婚活や結婚への大切なステップを作り上げることにもつながる。
バッチリ治すべきところは治す。
それをそのままにしながら、バネにすべきところはすること。
そうして、ぜひ出会いへのよいきっかけとしていただきたい。
国ノ木はるな